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赤ちゃん頭の形の完治|ヘルメット治療の現実と改善率

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こんにちは、たぐち整骨院・草加本院の田口です。乳児健診で赤ちゃんの頭の変形を指摘されたり、ご自身で気づかれて不安な毎日を過ごされている親御さんは本当に多いです。そんなとき、一番気になるのは「この頭の形は完全に元通りになるのか」という点ではないでしょうか。

医師からは「様子を見ましょう」と言われたものの、ネットで調べると「自然には治らない」という情報もあって、何を信じればいいのか分からなくなってしまいますよね。当院にも赤ちゃんの頭の形でお悩みの親御さんが数多く来院されています。今回は、赤ちゃんの頭の変形が完全に治るのかという疑問について、これまでの臨床経験と科学的根拠を元にお話しさせていただきます。

院長:田口

「完治する」という言葉には、多くの親御さんの切実な願いが込められています

目次

赤ちゃんの頭の形が完全に治るかは変形の程度次第です

結論からお伝えすると、赤ちゃんの頭の変形が完全に元通りになるかどうかは、変形の程度と対応を始める時期によって大きく異なります。軽度の変形であれば生後4ヶ月頃の首が座る時期に自然改善することもありますが、中等度以上の変形では積極的な対応が必要になるケースがほとんどです。

ただし、ここで大切なことをお伝えしたいと思います。それは「完璧なまん丸を目指す必要はない」ということです。医療現場でも、ヘルメット治療では後頭部の左右対称率を10%程度改善することを基本的な目標としています。完全な左右対称を求めるのではなく、お子さまが健やかに発達のレールに乗っていけるようサポートすることが何より重要なのです。

開院以来、当院では多くの赤ちゃんの頭の形でお悩みの親御さんと向き合ってきました。その経験から断言できるのは、早期に適切な対応を始めることで改善の可能性は大きく広がるということです。「様子を見ましょう」と言われて何もせずに過ごしてしまい、生後7ヶ月を過ぎてから慌てて相談に来られる方も少なくありません。

海外の研究では、仰向け寝推奨キャンペーン以降、頭の変形を持つ赤ちゃんの発生率が約47%にまで増加しているという報告があります。決して珍しい問題ではなく、多くの親御さんが同じ悩みを抱えているのです。

完治よりも大切な「健やかな発達」という視点

親御さんの中には「完全に元通りにしなければ」と思い詰めてしまう方もいらっしゃいます。しかし、完璧な形を追い求めすぎることで、かえって親御さん自身が疲弊してしまい、赤ちゃんとの穏やかな時間を過ごせなくなってしまうこともあります。

頭の変形に対する治療の本当の目的は、見た目を完璧にすることではありません。運動能力や聴力への影響を防ぎ、将来的な帽子やメガネのフィット感、噛み合わせなどの機能面での問題を最小限にすることです。そして何より、お子さまが自信を持って成長していける土台を作ることが私たちの目指すゴールなのです。

改善を目指せる変形のレベルとは

頭の変形には段階があります。医療機関では専用の測定器具を使って頭の左右差や前後の長さを数値化しますが、一般的には軽度・中等度・重度の3段階に分類されます。

軽度の変形は見た目では気づきにくく、特定の角度から見たときに少し左右差がある程度です。この段階であれば、向き癖の改善や抱っこの向きを工夫するなどの育児習慣の見直しで自然に改善することもあります。中等度になると明らかに頭の形が左右非対称だったり、後頭部が平らになっている絶壁の状態が目立ちます。この段階では自然改善は期待しにくく、専門的な対応が必要になります。

重度の変形では耳の位置が明らかにずれていたり、顔の左右差まで生じているケースもあります。このレベルになると完全に元通りにするのは難しくなりますが、それでも早期に対応すれば大きく改善できる可能性は残されています。

完治を左右する最も重要な時期は生後6ヶ月まで

赤ちゃんの頭蓋骨は大人と違って柔らかく、複数の骨が縫合と呼ばれる隙間で繋がっている状態です。これは出産時に産道を通りやすくするための自然の仕組みですが、同時に外からの圧力で変形しやすいという特徴も持っています。

この頭蓋骨の柔軟性が最も高いのが生後6ヶ月までの時期です。この時期であれば、適切な対応によって頭の形を効果的に改善できる可能性が高くなります。逆に言えば、生後7ヶ月を過ぎると頭蓋骨が徐々に固まり始め、改善のスピードが緩やかになってしまうのです。

当院に来院される親御さんの中にも、生後8ヶ月や9ヶ月になってから相談に来られる方がいらっしゃいます。もちろんその段階でも完全に手遅れというわけではありませんが、生後3ヶ月から対応を始めた場合と比べると、改善までに時間がかかったり、完全には元通りにならないケースも出てきます。

月齢別の改善可能性について

生後2ヶ月から3ヶ月の段階で対応を始めた場合、軽度から中等度の変形であれば比較的短期間で大きな改善が見込めます。この時期は頭の成長スピードも速く、正しい方向に成長を促すことで自然な形に近づけていくことができます。

生後4ヶ月から6ヶ月になると、首が座って寝返りを始める子も出てきます。この時期でもまだ頭蓋骨は柔らかいため、適切な施術や育児指導によって改善は十分に可能です。ただし、変形の程度が重い場合は、より積極的なアプローチが必要になることもあります。

自然に治ると言われたけれど本当に大丈夫?

小児科や乳児健診で「様子を見ましょう」「自然に治ります」と言われた経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。実際のところ、この助言が当てはまるのは軽度の変形のケースのみです。2021年の日本の研究では、重度の斜頭症の赤ちゃんの約7割が2ヶ月の自然経過では改善しないという結果が報告されています。

医療機関によっては、頭の変形に対する専門的な知識や治療経験が十分でないため、一律に「様子を見ましょう」という対応になってしまうことがあります。しかし、中等度以上の変形を放置すると、1歳半から2歳頃に頭蓋骨が完全に固まってしまい、その形のまま成長してしまう可能性が高いのです。

具体的には、帽子やメガネが正常にフィットしなくなったり、ヘアスタイルが決まらないといった見た目の問題が生じます。さらに左右差が大きい場合は、運動能力への影響、噛み合わせの異常、聴力への影響が出る可能性も指摘されています。

セカンドオピニオンの重要性

「様子を見ましょう」と言われても、親御さんの心の中に不安が残っているなら、別の専門家の意見を聞くことをお勧めします。近年は「頭の形外来」を設置している医療機関も増えてきていますし、当院のように赤ちゃんの頭の形に特化した施術を行っている整骨院もあります。

大切なのは、複数の専門家の意見を聞いた上で、親御さん自身が納得して判断することです。後になって「あの時もっと早く対応していれば」と後悔するのは、お子さんにとっても親御さんにとっても辛いことですから。

ヘルメット治療での改善率と現実的な目標

ヘルメット治療(頭蓋形状誘導療法)は、オーダーメイドのヘルメットを1日23時間、約6ヶ月間装着することで頭の形を整えていく方法です。医療機関での治療として選択される方も多くいらっしゃいます。

ヘルメット治療の実際のデータを見てみると、6ヶ月間の治療で後頭部左右対称率が90%以上(レベル1:軽度)に到達する割合は全体で約67%です。変形の程度別では、中等度(レベル2)で約95%、重度(レベル3)で約75%、超重度(レベル4)で約40%となっています。

重要なのは、改善率の数値です。中等度の変形で約6%、重度で約10%、超重度で約14%の改善が平均的な結果となっています。つまり、ヘルメット治療でも完璧なまん丸を目指すのではなく、左右対称率を10%程度改善することが基本的な目標なのです。

焦らず長期的な視点を持つことの大切さ

これらのデータが示しているのは、どんな治療法であっても「完璧な形」を追求することは現実的ではないということです。むしろ、焦って完璧を目指すよりも、長期的な視点でお子さまの健やかな発達を見守る姿勢が大切になります。

ヘルメット治療を選択するにしても、当院のような自然な施術を選ぶにしても、親御さんが心に余裕を持って向き合えることが何より重要です。親御さんの不安やストレスは、赤ちゃんにも伝わってしまいます。治療の目標を「完全に治すこと」ではなく「お子さまが笑顔で健やかに育つこと」に置くことで、より良い結果につながるのです。

ヘルメット治療のメリットとデメリット

ヘルメット治療の大きなメリットは、医学的根拠に基づいた治療法であり、多くの改善事例が報告されていることです。2015年の米国の研究では、1,531人の赤ちゃんがヘルメット治療を行い、1,454人(95.0%)が頭蓋矯正に成功したという報告もあります。専門医の管理のもとで進められるため、安心感もあります。

一方でデメリットとしては、自費診療で約45万円から60万円という高額な費用がかかること、1日23時間の装着が必要で赤ちゃんへの負担があること、汗疹などの皮膚トラブルが生じる可能性があることなどが挙げられます。また、開始時期が限定されており、遅くとも生後7ヶ月までには始める必要があります。

当院での赤ちゃんの頭の形改善アプローチ

当院では、ヘルメットを使わない自然な方法で赤ちゃんの頭の形を改善するお手伝いをしています。カイロプラクティックの技術を応用した優しい施術で、赤ちゃんの身体全体のバランスを整えていきます。

まず重要なのは検査です。当院では5種類の独自検査を用いて、お子さまの頭の形の状態と原因を詳しく分析します。向き癖の原因が首の筋肉の緊張にあるのか、骨盤のバランスに問題があるのか、それとも他の要因なのかを明確にすることで、最適な施術プランをご提案できるのです。

施術は国家資格を持つ院長が検査から施術まで一貫して担当します。赤ちゃんの繊細な身体に対して、豊富な経験と確かな技術で安全かつ効果的な施術を提供いたします。施術自体は痛みを伴わない優しいもので、多くの赤ちゃんは施術中に眠ってしまうほどです。

ご家庭でできるケア指導も充実

当院での施術に加えて、ご家庭でできるケア方法も詳しくお伝えしています。寝かせる向きの工夫、抱っこの仕方、授乳時の姿勢など、日常生活の中でできる対策は数多くあります。

これらの育児習慣の見直しと当院での施術を組み合わせることで、より効果的に頭の形を改善していくことができます。実際に当院で施術を受けられた親御さんからは「自然な丸い頭になり安心した」「向き癖がなくなり左右を見るバランスが良くなった」「施術3回目で股関節のシワの左右差がなくなり驚いた」といった喜びの声を多数いただいています。

まとめ:完璧を目指さず健やかな成長を見守る姿勢が大切です

赤ちゃんの頭の変形が完全に治るかどうかは、変形の程度、対応を始める時期、そして選択する方法によって大きく変わってきます。軽度であれば自然改善も期待できますが、中等度以上では専門的な対応が必要です。

しかし、私が親御さんに一番お伝えしたいのは「完璧なまん丸を目指す必要はない」ということです。ヘルメット治療でも左右対称率を10%程度改善することを基本目標としているように、大切なのはお子さまが健やかに発達のレールに乗っていけるようサポートすることなのです。焦らず、長期的な視点で向き合っていきましょう。

最も大切なのは、早期に適切な対応を始めることです。生後6ヶ月までが改善の黄金期間ですが、それを過ぎたからといって諦める必要はありません。当院では生後7ヶ月以降のお子さまでも、できる限りの改善を目指して施術にあたっています。

「様子を見ましょう」と言われて不安を感じているなら、セカンドオピニオンを求めることも大切です。完璧を求めすぎて親御さんが疲弊してしまっては本末転倒です。お子さまの将来のために、今できることを一緒に考えていきましょう。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談ください。あなたとお子さまのご来院を心よりお待ちしております。


院長:田口

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