
院長:田口お気軽にご相談ください!
こんにちは、たぐち整骨院・草加本院の田口です。赤ちゃんの頭の形について「このまま様子を見ていて本当に大丈夫かな」と不安に感じていませんか。周りからは「自然に治るよ」と言われても、親としては後悔したくないですよね。
私自身も3人の子供の父親として、次男の頭の形について悩んだ経験があります。赤ちゃんの頭の形のゆがみは、放置することで将来にわたる影響が出る可能性があります。この記事では、頭の形を放置した場合のリスクや適切な対応時期について、整骨院の立場から詳しくお伝えしていきます。


私自身の後悔から、一人でも多くの親御さんに早めの対応をお伝えしたいと思っています


実は私の次男は吸引分娩で生まれ、生後まもなくから向き癖が強く出ていました。当時の私は柔道整復師の資格は持っていましたが、赤ちゃんの体や頭の形について今ほど詳しい知識を持っていませんでした。そのため整体のケアを始める時期が遅くなってしまい、結果として息子の斜頭を完全に治すことができなかったのです。
今でもその時の判断を後悔しています。もっと早く対応していれば、もっと知識があれば、息子の頭の形をもっと改善できたかもしれない。この経験があるからこそ、私は赤ちゃん整体に力を入れ、少しでも多くの赤ちゃんの健やかな成長をサポートしたいと強く思うようになりました。同じような後悔を親御さんにしてほしくないという思いで、日々施術に取り組んでいます。
赤ちゃんの頭の形にゆがみが見られた時、多くの親御さんは「自然に治るのでは」と考えます。確かに軽度のゆがみであれば成長とともに改善するケースもありますが、中等度以上のゆがみは約7割が改善しないという研究結果が出ています。特に生後4ヶ月から8ヶ月の時期に重度のゆがみがある場合、3ヶ月経過しても約7割の赤ちゃんが重度のままだったというデータもあるのです。
赤ちゃんの頭蓋骨は非常に柔らかく、生後まもない時期は特に外からの圧力で形が変わりやすい状態です。しかし、この柔らかさは1歳半から2歳頃までに徐々に失われていきます。頭蓋骨のパーツ同士がくっついて固まってしまうと、その時点での形がほぼ確定してしまうため、対応できる時期には限りがあることを知っておく必要があります。
赤ちゃんの頭の形のゆがみを放置した場合、見た目だけでなく機能面でもさまざまな影響が出る可能性があります。ここでは特に注意すべき3つのリスクについてお伝えします。
頭蓋骨が固まってしまってからでは、ゆがみを改善することは非常に困難になります。成長しても頭の形は自然には戻りにくく、将来的に髪型で隠せない程度のゆがみが残ってしまう可能性があります。特に絶壁や斜頭症といった左右非対称のゆがみは、大人になってからも外見上のコンプレックスにつながることがあるのです。
頭の形に左右差があると、それに伴って顔のパーツや耳の位置にもズレが生じることがあります。この左右差は成長とともに目立ってくることがあり、眼鏡がうまくかけられない、帽子が傾いてしまうといった日常生活での不便さにつながります。また、顔の非対称性は見た目の印象にも影響を与えるため、子どもの自己肯定感にも関わってくる問題です。
頭の形に左右差のあるゆがみをそのままにしていると、成長していくにつれて運動能力、噛み合わせ、聴力などにも影響が出る可能性があります。頭のバランスが崩れることで首や肩の筋肉の発達に偏りが生じたり、顎の位置がずれることで噛み合わせに問題が出たりすることもあるのです。こうした機能面での問題は、単なる見た目の問題以上に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
多くの頭のゆがみは仰向け寝や向き癖といった姿勢が原因の位置的頭蓋変形ですが、まれに病気が隠れているケースもあります。頭蓋骨縫合早期癒合症という病気では、頭蓋骨のつなぎ目が何らかの理由で早期にくっついてしまい、脳の成長に合わせて頭蓋骨が正常に拡大できなくなります。この場合、脳の発達が阻害されてしまう可能性があるため、早急に治療が必要です。
位置的な変形と病気による変形を見分けることは専門家でなければ難しいため、赤ちゃんの頭の形が気になったら、まずは小児科や専門の医療機関で診てもらうことが大切です。自己判断で放置することは避け、専門家の意見を聞いて適切な対応をとることをおすすめします。
赤ちゃんの頭の形を改善できる期間は限られています。頭蓋骨がやわらかい生後6ヶ月までが治療の適切な開始時期とされており、遅くとも1歳までには対応を始めることが望ましいと言われています。この時期を過ぎてしまうと、頭蓋骨が固まり始めるため、ヘルメット治療などの効果も得られにくくなってしまうのです。
軽度のゆがみであれば、体位変換やタミータイムといった予防的なケアで改善することもあります。授乳の際や寝かせる時に左右交互に向きを変える、日中は腹ばいの時間を作るといった工夫を、赤ちゃんの様子を見ながら無理のない範囲で取り入れてみてください。ただし、すでに中等度以上のゆがみがある場合は、こうしたケアだけでは改善が難しいこともあります。
頭の形のゆがみが重度の場合、ヘルメット治療を選択される親御さんもいらっしゃいます。ヘルメット治療は頭の形を物理的に矯正する効果が期待できる方法ですが、実はヘルメット治療だけでは向き癖やそり返りといった赤ちゃんの体の緊張を取ることはできません。向き癖の根本的な原因である首や肩周りの筋肉の緊張が残ったままだと、ヘルメット治療の効果が十分に発揮されないこともあるのです。
当院では、ヘルメット治療を否定することなく、赤ちゃんにとっての最善を一緒に探すスタンスを大切にしています。ヘルメット治療中の方も大歓迎ですし、ヘルメット治療以外の方法をお探しの方ももちろん歓迎しています。整骨院での優しい手技によるケアとヘルメット治療を併用することで、より良い結果につながることも多いのです。
頭の形のゆがみを予防するために、ご自宅でできる対策をいくつかご紹介します。まず大切なのは、赤ちゃんがいつも同じ方向ばかり向いて寝ないように注意することです。授乳する時の向きを左右で変える、ベッドメリーや音の出るおもちゃの位置を工夫して視線を誘導するといった方法が有効です。
また、起きている時間に腹ばいの姿勢をとらせるタミータイムも効果的です。これにより後頭部への圧力が分散されるだけでなく、首や肩の筋肉の発達も促すことができます。ただし、必ず保護者が見守っている状態で行い、赤ちゃんが嫌がるようなら無理をしないことが大切です。
日常的なちょっとした工夫の積み重ねが、頭の形のゆがみ予防につながります。しかし、すでにゆがみが進行している場合や、こうした対策を試してもなかなか改善が見られない場合は、専門家に相談することをためらわないでください。
当院では、赤ちゃんの頭の形に関するご相談も受け付けています。整骨院というと大人の治療をイメージされるかもしれませんが、実は赤ちゃんの体のバランスを整えることも私の専門分野の一つです。
向き癖の原因となっている首や肩周りの緊張を優しい手技でほぐしたり、お母さんお父さんにご自宅でできるケアの方法をお伝えしたりしています。
頭の形のゆがみは、首の筋肉の緊張や体全体のバランスとも深く関係しています。赤ちゃんの体を優しく整えることで、自然と向き癖が改善され、結果として頭の形のゆがみ予防につながることもあるのです。医療機関での治療と並行して、整骨院でのケアを取り入れることも選択肢の一つとしてお考えください。
赤ちゃんの頭の形について「これくらいなら大丈夫かな」「周りに相談しづらい」と一人で悩んでいる親御さんは少なくありません。しかし、対応できる時期には限りがあり、放置することで後悔する結果になってしまうこともあります。私自身が次男の頭の形で後悔した経験があるからこそ、早めの相談と対応の大切さを心から実感しています。
当院では、赤ちゃんの体のことで不安に感じていることがあれば、いつでもご相談をお受けしています。ヘルメット治療をされている方も、他の方法をお探しの方も、どなたも大歓迎です。丁寧な検査と説明を通じて、お一人お一人に合った最適なアドバイスをさせていただきます。赤ちゃんの健やかな成長のために、私たちと一緒にできることから始めていきましょう。一人で悩まず、気軽にお声がけくださいね。

