
院長:田口お気軽にご相談ください!
こんにちは、たぐち整骨院の田口です。赤ちゃんの後頭部が少し平らになっていることに気づいたとき、ご家族や周囲から「そのうち治るから気にしなくていいよ」と言われて、本当にそれで大丈夫なのか不安になっていませんか。
実は私自身も3人の子供の父親として、次男が吸引分娩で生まれ、強い向き癖があったにもかかわらず、当時は赤ちゃんについての詳しい知識がなく、整体の開始時期が遅れて斜頭を完全に治すことができなかった経験があります。その後悔があるからこそ、当院にも同じような葛藤を抱えながら来院される保護者の方が本当に多くいらっしゃることを、誰よりも理解しているつもりです。赤ちゃんの頭の形について、気にしなくていいケースと対応が必要なケースの違いを正しく理解することが、お子さまの将来にとって大切な判断につながります。
周囲の言葉に安心したい気持ちと、放置して後悔したくない気持ちの間で揺れ動く日々は、想像以上にストレスフルなものです。SNSでは「ヘルメット治療をしないと残る」という情報も見かけて、どちらを信じればいいのか混乱してしまいますよね。今回は医学的な根拠に基づいて、気にしなくていいケースと専門家への相談が必要なケースの判断基準について、私自身の経験も交えながらわかりやすくお伝えします。


「気にしすぎ」と言われても心配な気持ちは消えない、その感覚を大切にしてほしいと心から思う


赤ちゃんの頭の形について「気にしなくていい」という言葉は、実は二つの意味で使われています。一つは医学的に問題がなく本当に気にする必要がないケース、もう一つは適切な対応をせずに放置してしまうケースです。この違いを理解することが、お子さまにとって最善の判断をするために何より重要になります。
厚生労働省の調査データからも、多くの保護者が赤ちゃんの頭の形について悩んでいることがわかっています。海外では仰向け寝推奨キャンペーン以降、頭の形の変形の発生率が約47%まで増加しているという報告もあり、決して珍しい悩みではありません。ただし、すべてのケースで治療が必要というわけでもないのです。
実際に軽度の変形であれば成長とともに改善するケースも多くあります。生後4ヶ月頃の首座りとともに自然に丸くなっていくこともありますし、髪の毛が生えてくることで目立たなくなることもあります。問題は、どのレベルまでが「気にしなくていい」範囲なのか、その判断基準が曖昧なことです。
まず安心していただきたいのは、すべての赤ちゃんの頭の形がパーフェクトな左右対称である必要はないということです。人間の顔や身体は誰でも多少の左右差があるもので、それは頭の形も同じです。では、どのようなケースであれば過度に心配する必要がないのでしょうか。
生後2〜3ヶ月の時点で後頭部に軽い平らさがある程度であれば、家庭でのケアと成長による自然改善が期待できます。寝る向きを変える工夫をしたり、起きているときの抱っこを増やしたりすることで、徐々に丸みを帯びてくるケースが多いのです。特に首が座ってくると、頭を自由に動かせるようになるため、特定の部分への圧迫が減って改善に向かいます。
タミータイムと呼ばれるうつ伏せ遊びを取り入れることも効果的です。これは起きているときに保護者の監視下でうつ伏せの姿勢を取らせることで、後頭部への圧迫を減らすだけでなく、首や肩の筋肉を鍛える効果もあります。生後1ヶ月頃から数分程度でも始めることができ、赤ちゃんの発達にも良い影響を与えます。
頭の形を見たときに、左右の耳の位置がほぼ同じ高さにあり、顔の中心線がずれていない場合は比較的安心できます。後頭部が少し平らでも、左右対称であれば将来的な機能面への影響は少ないとされています。ただし、これはあくまで軽度の場合に限られ、明らかな絶壁状態であれば別の判断が必要です。
赤ちゃんを上から見たときに、頭の輪郭が大きく歪んでいないかもチェックポイントになります。正面から見て顔が傾いていない、横から見て極端に前後に長くないといった点も確認しておくと良いでしょう。写真を定期的に撮って記録しておくと、改善傾向にあるのか悪化しているのかの判断材料にもなります。
赤ちゃんが左右どちらにも自由に首を動かせて、特定の方向ばかりを向く癖がない場合は、今後悪化するリスクは低いと言えます。環境を整えることで自然と両方向を向けているなら、頭の形への持続的な圧迫も避けられているということです。授乳の向きを変えたり、おもちゃの位置を工夫したりすることで、自然な改善が期待できます。
一方で、「気にしなくていい」という言葉に安心して放置してしまうと、将来的な後悔につながる可能性があるケースも存在します。特に以下のような状態が見られる場合は、専門家への相談を検討すべきタイミングです。
後頭部が平らというレベルを超えて明らかに凹んでいる、横から見て極端に前後が短い、上から見て頭の形がひし形や平行四辺形に見えるといった場合は、自然改善が期待しにくい状態です[web:5]。このレベルになると、成長とともに改善するどころか、頭蓋骨が固まってその形のまま残ってしまうリスクが高まります。
特に生後3ヶ月を過ぎても明らかな変形が続いている場合は、早めの対応が推奨されます。頭の形の変形は生後7ヶ月を過ぎると改善変化が少なくなり、1歳半から2歳頃には頭蓋骨が固まってしまうためです[web:1]。このタイミングを逃さないことが、お子さまの将来のために重要になります。
左右の耳の位置が明らかに違う、顔の中心線がずれている、顔が傾いて見えるといった左右非対称が目立つ場合は注意が必要です。これは斜頭症と呼ばれる状態で、単なる見た目の問題だけでなく、将来的に噛み合わせや聴力への影響が出る可能性も指摘されています。
帽子やメガネが正常にフィットしなくなったり、ヘアスタイルが決まらないといった整容面での問題も生じやすくなります。お子さまが成長して自分の見た目を意識するようになったとき、コンプレックスを抱えてしまう可能性もあるのです。心理的な影響は、お子さまの自信や社会性にも関わってくる大切な問題です。
寝る位置を変えたり、おもちゃの位置を工夫したりしても、常に同じ方向ばかりを向いてしまう場合は、筋性斜頸という状態が隠れている可能性があります。これは首の筋肉が緊張して硬くなり、首が一方向に傾いてしまう状態のことです。単に環境を整えるだけでは改善が難しく、専門的な評価と施術が必要になります。
筋性斜頸があると、赤ちゃんは物理的に特定の方向しか向けなくなります。無理に逆向きに向かせようとすると、緊張している筋肉がさらに硬くなり、悪循環に陥ってしまうこともあるのです。首の動きに制限があるように見える場合は、早めに相談することをおすすめします。
気にしなくていいのか、それとも対応が必要なのか、判断に迷ったときに確認していただきたいポイントをまとめました。以下のリストで一つでも当てはまるものがあれば、専門家への相談を検討する価値があります。
かかりつけ医に「様子見」と言われたとしても、保護者の方が不安を感じているなら、セカンドオピニオンとして専門家に相談することも大切な選択肢です[web:13]。医師によっても見解が異なることがありますし、赤ちゃんの頭の形に特化した専門家の意見を聞くことで、より明確な判断ができます。
専門的な治療が必要かどうかに関わらず、日常生活の中で赤ちゃんの頭の形を整えるためにできることがあります。これらは予防にも改善にも効果的な方法です。
授乳のたびに左右を交互にする、ベビーベッドの位置を定期的に変える、おもちゃの位置を工夫するなど、赤ちゃんが自然と両方向を向きたくなる環境を作ります。無理に向きを固定するのではなく、赤ちゃんが興味のある方向を向く習性を活かすのがポイントです。
話しかける位置を意識することも効果的です。いつも同じ側から話しかけるのではなく、右側から声をかけたり左側から声をかけたりと変化をつけることで、赤ちゃんは自然と頭を動かすようになります。抱っこの向きも意識的に変えてみましょう。
バウンサーや授乳クッション、チャイルドシートに長時間寝かせ続けることは避けましょう。これらの育児用品は便利ですが、同じ姿勢が続くことで頭の特定部分に圧力がかかり続けてしまいます。起きているときはできるだけ抱っこしたり、姿勢を変えてあげたりすることが大切です。
首が座ってきたら縦抱きも積極的に取り入れましょう。縦抱きは頭への圧迫が少なく、赤ちゃんの視野も広がるため発達にも良い影響があります。タミータイムも生後1ヶ月頃から少しずつ取り入れて、赤ちゃんが楽しめる範囲で続けていくことが理想的です[web:9]。
ドーナツ枕は頭の形を整えるために良いと思われがちですが、実は医学的な効果は証明されていません。それどころか、枕の使用は乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを高める可能性があるため、日本小児科学会でも生後12ヶ月までは枕の使用を推奨していないのです。頭の形が心配だからとドーナツ枕を使うことは、別のリスクを招くことになりかねません。
頭の形の矯正方法として、ヘルメット治療という選択肢があることをご存知の方も多いでしょう[web:3][web:12]。これはオーダーメイドのヘルメットを1日23時間、約6ヶ月間装着する形状誘導療法です。効果的な治療法として多くのお子さまが恩恵を受けていますが、自費診療で約45万円から60万円程度の費用がかかり、開始時期も生後3ヶ月から7ヶ月までと限定されています[web:7]。
当院では、ヘルメット治療を否定するのではなく、赤ちゃんにとっての最善を一緒に探すというスタンスを大切にしています。実はヘルメット治療中の赤ちゃんも大歓迎です。その理由は、ヘルメット治療は頭の形を物理的に誘導する優れた方法ですが、向き癖やそり返りなどの身体の緊張を取ることはできないからです。身体に緊張があると、ヘルメットを装着していても赤ちゃんは同じ方向を向こうとしてしまい、治療効果が十分に得られない場合があります。
当院の整体施術で身体の緊張を緩め、首や体幹のバランスを整えることで、ヘルメット治療の効果をさらに高めることができます。もちろん、ヘルメット治療以外の方法を探している方も大歓迎です。赤ちゃんの繊細な身体に対して、豊富な経験と確かな技術で安全かつ効果的な施術を提供しています。
家庭でのケアを続けても改善が見られない場合や、判断に迷う場合は、専門家への相談を検討しましょう。専門家に相談することで得られるメリットは想像以上に大きいものです。
当院では国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任を持って担当しています。米国製姿勢分析ソフトをはじめとした5種類の独自検査で、赤ちゃんの頭の形の状態や関連する身体の状態を詳しく分析します。明確な根拠をもとにして、最適な施術プランをご提案できるのです。
保護者の方が日々見ていると、変化に気づきにくいこともあります。専門家による客観的な評価を受けることで、現在の状態が本当に気にしなくていいレベルなのか、それとも対応が必要なのかが明確になります[web:6]。数値やデータで示されることで、漠然とした不安から解放されて、適切な判断ができるようになるのです。
もし本当に軽度で問題ないと判断されれば、それは大きな安心材料になります。逆に対応が必要と判断された場合でも、早期に発見できたことで選択肢が広がり、お子さまにとって最善の対応ができます。いずれにしても、専門家の意見を聞くことは大きな意味があるのです。
当院では、ヘルメットを使わない自然な方法で可能な限り改善を図りたい方のサポートも行っています。赤ちゃんの繊細な身体に対して、豊富な経験と確かな技術で安全かつ効果的な施術を提供しています。5gタッチといわれる優しい刺激で、筋肉の緊張を緩めたり、身体のバランスを整えたりすることができるのです。
向き癖の原因となっている首や肩の緊張を取り除き、赤ちゃんが自然と両方向を向けるようになれば、頭への圧迫も偏らなくなります。そり返りなどの身体の緊張も、適切な施術で改善が期待できます。身体全体のバランスを整えることが、結果的に頭の形の改善にもつながるのです。
赤ちゃんの頭蓋骨は大人と違って非常に柔らかく、外からの圧力で簡単に形が変わってしまいます。これは脳の成長に合わせて頭蓋骨が柔軟に大きくなれるようにという自然の仕組みです。ただし、同時に長時間同じ方向からの圧迫を受け続けると変形してしまうリスクも抱えています。
頭蓋骨が柔らかい時期は限られており、この時期を逃すと改善が難しくなってしまいます[web:1][web:5]。生後7ヶ月を過ぎると改善変化が少なくなり、1歳半から2歳頃には頭蓋骨が固まってしまうのです。だからこそ、早めの判断と適切な対応が何より重要になります。
「気にしすぎかもしれない」という遠慮や、「周りに迷惑をかけたくない」という気持ちから相談を躊躇される方もいらっしゃいますが、適切なタイミングを逃さないことがお子さまの将来のために大切です。当院では生後1ヶ月から赤ちゃん整体が可能ですので、早めのご相談をおすすめします。
私自身、次男の吸引分娩後の向き癖に気づきながらも、当時は赤ちゃんの身体についての専門知識が十分でなく、整体の開始が遅れてしまいました。その結果、斜頭を完全に治すことができず、今でもその後悔が残っています。自分の子供にしてあげられなかったことが、赤ちゃん整体に力を入れるきっかけになりました。
赤ちゃんの頭の形は、単に見た目の問題だけではありません[web:14][web:16]。重度の左右差がある場合は、将来的に運動能力や噛み合わせ、聴力に影響する可能性も指摘されています。また、見た目のコンプレックスから心理的な影響を受けることもあり、お子さまの自信や社会性にも関わってくる大切な問題なのです。
「そのうち治る」「気にしすぎ」という言葉は、時に保護者の方の不安を軽くするための優しい言葉かもしれません[web:11]。しかし、その言葉を信じて放置した結果、数年後に「あのとき相談しておけば良かった」と後悔される方も少なくないのです。私自身が経験したように、適切な時期を逃してしまうと取り戻すことができません。
原因を追求することなく、その場しのぎの対応を続けても決して良くなることはありません。だからこそ、お子さまの将来のために、今できることを精一杯サポートしたいと考えています。赤ちゃんの頭の形について「気にしなくていい」のか「対応が必要」なのか、その判断は保護者の方だけで抱え込む必要はありません。
ヘルメット治療を選択される方も、それ以外の方法を探している方も、どちらも赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ちは同じです。当院では、どのような選択をされている方でも、赤ちゃんにとっての最善を一緒に考えていきたいと思っています。専門家の意見を聞いて、納得のいく選択をすることが大切です。
赤ちゃんの頭の形でお悩みなら、一人で抱え込まずにいつでもご相談ください。当院では検査によって現在の状態を正確に把握し、赤ちゃんの身体に負担をかけない方法で最善のアプローチを一緒に考えていきます。お子さまの健やかな成長のために、私たちにできることがあります。3人の子供の父親として、そして専門家として、少しでも赤ちゃんの健やかな成長をサポートしたいと心から願っています。

