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【突発性難聴 ストレッチ】検索した人がまず読むべきセルフケア4選

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こんにちは、たぐち整骨院の田口です。ある日突然、片方の耳が聞こえなくなる恐怖を経験された方から、最近こんなご相談をよくいただきます。「病院でステロイド治療を受けているのですが、自分でも何かできることはないでしょうか」「耳のストレッチが良いと聞いたのですが本当ですか」と。

実は私の祖父も難聴に悩まされた経験があり、それをきっかけに開院以来突発性難聴については独自の研究を続けてきました。今日は病院での治療と並行してできるストレッチや、その効果について詳しくお話しします。

院長:田口

突発性難聴で悩む方の「何か自分でもできることはないか」という前向きな気持ちに応えたくて、この記事を書きました

目次

突発性難聴とストレッチの関係性

突発性難聴は医学的には「原因不明の急性感音難聴」と呼ばれ、年間約4万人が発症していると推計されています。原因はウイルス感染や内耳の血流障害、ストレスによる自律神経の乱れなど複数の要因が複雑に絡み合っているとされています。

当院にご来院される突発性難聴の方の多くに共通しているのが、首や肩の筋肉が非常に緊張しているという点です。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けている方、スマートフォンを見る時間が長い方は特に顕著です。

では、なぜ首や肩の筋肉の緊張が突発性難聴と関係するのでしょうか。内耳への血流は首を通る椎骨動脈や内頸動脈から供給されています。首や肩の筋肉が緊張すると、これらの血管が圧迫され、内耳への血流が低下してしまう可能性があるのです。さらに、顎の筋肉や胸鎖乳突筋の緊張も耳管の働きに影響を与えることがわかっています。つまり、首・肩・顎周辺の筋肉を適切にほぐすことで、内耳への血流改善が期待できるというわけです。

病院での治療とセルフケアの違い

まず大前提として、突発性難聴は発症から2週間以内の早期治療が極めて重要です。耳鼻科での診察とステロイド治療は必須であり、これを怠ってはいけません。ストレッチはあくまで病院治療の補完として位置づけるべきものです。病院では主にステロイド療法や血管拡張剤、高圧酸素療法などが行われます。これらは炎症を抑え、内耳の血流を改善するための医学的なアプローチです。

一方、ストレッチや当院で行うカイロプラクティックは、姿勢や筋肉の緊張という身体の構造的な問題にアプローチします。これは病院では対応できない領域です。実際に当院では、病院での治療と並行して施術を受けられた方が、聴力検査で著しい改善を示すケースを数多く経験しています。両方のアプローチを組み合わせることで、より高い改善率が期待できるのです。

自宅でできる効果的なストレッチ方法

それでは、実際にご自宅でできるストレッチをいくつかご紹介します。ただし、めまいが強い時期や急性期には無理をせず、必ず主治医に相談してから行ってください。

首のストレッチで血流改善

椅子に座った状態で、ゆっくりと首を左右に倒します。このとき、反対側の手で頭を軽く支えながら行うと効果的です。左右それぞれ10秒ずつキープし、3セット繰り返しましょう。次に、首をゆっくりと前後に倒します。前に倒すときは顎を胸に近づけるイメージで、後ろに倒すときは天井を見上げるようにします。決して勢いをつけずゆっくりと行うことが大切です。首の筋肉が緩むことで、内耳へ向かう血管への圧迫が軽減されます。

肩甲骨周りのストレッチ

デスクワークで凝り固まった肩甲骨周りをほぐすことも重要です。両手を肩に置き、肘で大きな円を描くように回します。前回し10回、後ろ回し10回を1セットとして、1日に3セット行いましょう。また、両手を後ろで組んで胸を張るストレッチも効果的です。肩甲骨を寄せるイメージで20秒キープし、3回繰り返します。肩周りの血流が改善されると、首への負担も軽減されます。

顎と耳周辺のストレッチ

顎の筋肉の緊張は意外と見落とされがちですが、耳管の機能に大きく影響します。口を大きく開けたり閉じたりする動きをゆっくり10回繰り返します。また、耳を軽くつまんで上下左右にやさしく引っ張る耳ストレッチも有効です。耳たぶを持って上に5秒、横に5秒、下に5秒引っ張り、最後に耳全体を後ろに回すように5回まわします。耳周辺の血流が促進され、耳鳴りの軽減にもつながることがあります。

胸鎖乳突筋のストレッチ

首の横にある胸鎖乳突筋は、緊張すると耳管の働きを妨げる可能性があります。顔を斜め上45度に向け、反対側の手で鎖骨を軽く押さえながら首を伸ばします。左右それぞれ15秒キープし、2セット行いましょう。この筋肉をほぐすことで、耳の詰まり感が軽減されるケースが多いのです。

ストレッチを行う際の重要な注意点

ストレッチは正しく行えば効果的ですが、間違った方法では逆効果になることもあります。まず、痛みを感じるほど強く行わないことです。ストレッチは気持ちいいと感じる程度の強さで十分です。また、呼吸を止めずにゆっくりと深呼吸しながら行うことで、リラックス効果も高まります。めまいや吐き気がある時期は無理をせず、体調の良いときに行いましょう。

タイミングも重要です。お風呂上がりなど身体が温まっているときに行うと、筋肉が柔らかくなっているため効果的です。ただし、食後すぐや飲酒後は避けてください。継続することが何より大切なので、1日1回でも毎日続けることを目標にしましょう。劇的な変化を期待するのではなく、少しずつ血流が改善されていくことをイメージして取り組んでください

ストレッチだけでは限界がある理由

ここまでストレッチの方法をお伝えしてきましたが、正直に申し上げると、セルフケアだけで突発性難聴を完全に改善するのは難しいケースが多いのです。なぜなら、首や肩の筋肉の緊張は表面的な問題であり、その奥には姿勢の歪みや骨格のバランスの崩れという根本原因が隠れているからです。

当院で検査をすると、突発性難聴の方の多くに頸椎の歪みや鎖骨周辺の筋膜の癒着が見られます。これらは自分でストレッチしても届かない深い部分の問題です。また、ご自身では気づいていない体の使い方のクセや、自律神経のバランスの乱れなども関係しています。専門家による詳細な検査で原因を特定し、適切なアプローチをすることで、より確実な改善が期待できるのです。

当院での突発性難聴へのアプローチ

当院では、他に類を見ない5種類の独自検査で、あなたの突発性難聴の原因を詳細に分析します。姿勢分析ソフトを使った客観的なデータ、首や肩の筋肉の緊張度合い、骨格のバランス、自律神経の状態など、多角的に評価します。そして、国家資格を持つ院長が検査から施術まで一貫して担当しますので、身体の変化を見逃すことがありません。

施術は非常にソフトで、身体に優しいカイロプラクティックを行います。内耳への血流改善を目指し、頸椎や鎖骨周辺、顎関節などを丁寧に調整していきます。実際に、ステロイド治療で十分な効果が得られなかった方が、当院での施術を受けられて「その日の夜から変化があった」「一度消失していた聴力が回復した」という喜びの声を多数いただいています。

突発性難聴は早期対応が何より重要

突発性難聴は時間との戦いです。発症から2週間以内、できれば72時間以内の治療開始が理想的とされています。治療開始が遅れるほど、聴力の完全回復率は低下していきます。「様子を見よう」と放置することは、改善のチャンスを逃すことになります。耳鼻科での治療を最優先としながら、同時に身体の構造的な問題にもアプローチすることで、回復の可能性を最大限に高めることができるのです。

私自身、14歳のときに膝の半月板を痛め、原因不明の診断ばかりでその場しのぎの治療しか受けられず、大好きだったバスケを続けられなくなった経験があります。あのとき、原因をしっかり追求してくれる治療家に出会えていたら、人生が変わっていたかもしれません。だからこそ、症状の改善だけでなく、その原因が分かることを大事にしますし、そのために検査を中心に据えて施術を進めていきます。

一人で悩まずにご相談ください

突発性難聴になると、「このまま聞こえなくなったらどうしよう」という不安で夜も眠れなくなることがあるでしょう。仕事や日常生活への支障、家族とのコミュニケーションの困難さ、趣味が楽しめなくなるつらさ。そのお気持ち、本当によくわかります。ストレッチも大切ですが、それだけで抱え込まないでください。

当院では、あなたの突発性難聴の本当の原因を見つけ出し、最適なアプローチをご提案します。薬を服用されている方も、薬に頼りたくない方も、整体やマッサージで効果が感じられなかった方も、諦めずにご相談ください。あなたはもっと健康になれるはずです。身体の声を聴き、一度自分の身体に真剣に向き合ってみませんか。あなたのご来院を心からお待ちしております。


院長:田口

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