めまい

めまいとは

めまいとは、自分自身や周囲の景色がグルグル回転している感覚、体がフワフワと浮いているような感覚、立ちくらみのような症状の総称です。実際には動いていないのに動いているように感じる錯覚で、平衡感覚を司る器官に何らかの異常が生じることで起こります。

症状の程度は軽いものから日常生活に支障をきたすほど重いものまで様々です。吐き気や嘔吐を伴うこともあり、患者さんにとって非常に辛い症状といえます。

めまいは非常に一般的な症状で、日本人の約3人に1人が生涯のうちに経験するとされています。厚生労働省の患者調査によると、めまいを主訴として医療機関を受診する患者数は年間約240万人に上ります。特に40歳以降の中高年層に多く見られ、女性の方が男性よりも約1.5倍多く発症する傾向があります。

めまいを放置すると、転倒による骨折や外傷のリスクが高まります。特に高齢者では転倒が原因で寝たきりになる可能性もあり、生活の質が大幅に低下してしまいます。

運転中のめまいは交通事故につながる危険性があります。仕事や日常生活に大きな支障をきたし、社会復帰が困難になることもあります。さらに、めまいに対する不安や恐怖感が強くなり、外出を控えるようになって社会的な孤立を招くこともあります。

最悪の場合、脳梗塞や脳出血などの重篤な疾患が原因のめまいを見逃すことで、生命に関わる状況に陥る可能性もあります。早期の適切な対応が重要です。

めまいの原因

開院以来、当院にはめまいでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や臨床経験から断言できるのは、めまいの原因はひとつではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

めまいの原因として次のものが挙げられます。

めまいはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、内耳の平衡器官や脳の平衡中枢の機能低下、血流障害、自律神経の乱れなどが発生し、めまいが発症します。それは人によって違い、単に薬物療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。めまいは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

めまいへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

症状を一時的に抑えるだけで根本的な解決にならず、長期服用による副作用や依存性の問題があります。

また、眠気やふらつきなどの副作用により日常生活に支障をきたすことがあります。

理学療法

専門的な技術が必要で、不適切に行うとめまいが悪化する可能性があります。

また、効果が一時的で再発しやすいという問題もあります。

平衡訓練

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な訓練が必要です。高齢者や重症例では訓練自体が困難な場合があります。

また適切な指導がなく誤った方法で行うことで症状悪化のリスクがあります。

手術療法

侵襲的な治療のため合併症のリスクがあり、聴力低下や顔面神経麻痺などの後遺症が残る可能性があります。

めまいを改善するために

まずは検査によってあなたのめまいの原因を明らかにします。原因を取り違えてしまえば一時的に良くなったとしても、根本から改善することはないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、めまいの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

めまいの多くは内耳の問題や自律神経の乱れ、首や肩の筋緊張が関係しています。当院では身体全体のバランスを整えることで、根本的な改善を目指します。

当院の特徴

国家資格者を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が改善率をアップさせます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

めまいのQ＆A

めまいは自然に治りますか？

軽度のめまいやストレス性のものは自然に改善することもありますが、器質的な疾患が原因の場合は適切な治療が必要です。放置すると悪化する可能性もあるため、症状が続く場合は医療機関での検査をお願いする場合があります。

めまいの人がやってはいけないことは？

急激な頭位変換や激しい運動、高所での作業、車の運転は避けるべきです。また、アルコールや刺激物の摂取、睡眠不足やストレスの蓄積もめまいを悪化させる要因となるため注意が必要です。

めまいと頭痛は関係がありますか？

前庭性片頭痛という疾患では、めまいと頭痛が同時に起こることがあります。また、頸椎の問題や血管性の疾患でも両方の症状が現れることがあるため、関連性を考慮した診断が重要です。

めまいは何科を受診すればよいですか？

回転性めまいや聴覚症状を伴う場合は耳鼻咽喉科、神経症状を伴う場合は神経内科、血圧や心疾患が疑われる場合は内科への受診が適切です。医療機関で改善されない場合や検査で異常がない場合は施術が有効なことが多々あります。

めまいがある時の運転は危険ですか？

めまい発作中の運転は非常に危険です。突然のめまいにより判断力や反応速度が低下し、重大な事故につながる可能性があります。症状が安定するまでは運転を控えることをお勧めします。

めまいと耳鳴りが同時に起こるのはなぜですか？

内耳の平衡器官と聴覚器官は密接に関連しているため、メニエール病や突発性難聴などでは両方の症状が同時に現れることがあります。内耳の血流障害や炎症が共通の原因となることが多いです。

めまいで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックとめまいは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

めまいは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。