パニック障害

パニック障害とは

パニック障害とは、突然理由もなく激しい恐怖や不安に襲われ、動悸、息切れ、めまい、発汗などの身体症状が現れる精神疾患です。パニック発作が繰り返し起こり、次の発作への強い不安や恐怖が1ヶ月以上続き、日常生活に支障をきたすレベルになった状態をパニック障害と診断されます。

厚生労働省の調査によると、パニック障害の生涯有病率は約2-3%とされており、日本では推定200万人以上の方がこの疾患に悩んでいると考えられています。当院へも多くのパニック障害でお悩みの方がご来院されています。

特に20代から40代の働き盛りの世代に多く見られ、女性の方が男性よりも約2倍発症しやすいとされています。近年のストレス社会の影響もあり、患者数は増加傾向にあります。

パニック障害を放置すると、発作への恐怖から外出や人との接触を避けるようになり、社会生活から孤立してしまう可能性があります。仕事や学業に支障をきたし、経済的な問題も生じることがあります。

さらに、うつ病やアルコール依存症などの二次的な精神疾患を併発するリスクも高まります。最悪の場合、完全に家から出られなくなる広場恐怖症に発展し、自立した生活が困難になることもあります。

初期の段階で適切な対応をしないと、症状が慢性化し長期間の不安状態は自律神経に影響を与え、睡眠障害やストレス増加により生活の質に大きな影響を与えることがあります。重症化すれば、より重篤な症状に発展し日常生活や仕事ができなくなるなどの支障をきたす可能性があります。

パニック障害の原因

開院以来、当院にはパニック障害でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や臨床経験から断言できるのは、パニック障害の原因はひとつではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

パニック障害の原因として次のものが挙げられます。

パニック障害はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、自律神経系の調節機能の乱れや不安・恐怖の調節機能に異常が生じ、パニック発作が発症します。それは人によって違い、単に薬物治療や心理療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。パニック障害は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

パニック障害への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用が必要で、副作用や依存性の問題があります。

また、根本的な解決にはならず、薬をやめると再発する可能性があります。

認知行動療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院と患者自身の積極的な取り組みが必要です。

専門的な治療者が少ないのも課題です。

暴露療法

治療過程で一時的に症状が悪化することがあり、患者にとって精神的な負担が大きい場合があります。

リラクゼーション法

習得に時間がかかり、発作の急性期には効果が限定的です。継続的な練習が必要で、自己管理能力が求められます。また適切な指導がなく誤った方法で行うことで症状悪化のリスクがあります。

パニック障害を改善するために

まずは検査によってあなたのパニック障害の原因を明らかにします。原因を取り違えてしまえば一時的に良くなったとしても、根本から改善することはないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、パニック障害の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

パニック障害は心の問題だけでなく、身体の不調が深く関わっていることが多くあります。自律神経の乱れや筋骨格系の問題、内臓機能の低下などが複合的に影響し合っているのです。

当院では身体全体のバランスを整えることで、自然治癒力を高め、パニック障害の根本的な改善を目指します。薬に頼らない自然な方法で、あなた本来の健康な状態を取り戻していきましょう。

当院の特徴

国家資格者を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が改善率をアップさせます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、心療内科やカウンセリングで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

パニック障害のQ＆A

パニック障害は自然に治りますか？

適切な治療を受けずに自然治癒することは稀です。放置すると症状が悪化し、日常生活への影響が拡大する可能性が高いため、早期の専門的な治療が重要です。

パニック障害の人がやってはいけないことは？

過度のカフェイン摂取、アルコールの多飲、睡眠不足は症状を悪化させます。また、発作を恐れて完全に活動を制限することも回復を妨げるため避けるべきです。

パニック発作と心臓発作の違いは何ですか？

パニック発作は10分以内にピークに達し20分程度で治まりますが、心臓発作は持続時間が長く、胸痛の性質も異なります。医師による適切な診断が必要です。

パニック障害は完治するのでしょうか？

適切な治療により症状のコントロールは十分可能で、多くの方が日常生活に支障のないレベルまで改善します。完全な治癒には個人差がありますが、希望を持って治療に取り組むことが大切です。

発作が起きた時の対処法はありますか？

深呼吸や腹式呼吸、「これは発作で命に関わるものではない」と自分に言い聞かせることが有効です。安全な場所で座り、症状が治まるまで待つことが重要です。

パニック障害は遺伝しますか？

遺伝的要因は関与していますが、必ずしも遺伝するわけではありません。環境要因やストレスなど複数の要因が組み合わさって発症すると考えられています。

薬を飲まないと治らないのでしょうか？

薬物療法は有効な治療法の一つですが、心理療法や生活習慣の改善、身体的なアプローチなど薬以外の方法でも症状の改善は可能です。

運動はパニック障害に良いのでしょうか？

適度な運動は自律神経のバランスを整え、ストレス軽減効果があります。ただし、激しい運動は動悸を誘発する可能性があるため、段階的に始めることが大切です。

パニック障害とうつ病の関係は？

パニック障害の方の約半数がうつ病を併発するとされています。長期間の不安や生活の制限がうつ症状を引き起こすことがあるため、総合的な治療が必要です。

家族はどのようにサポートすればよいですか？

患者の症状を理解し、発作時には冷静に対応することが重要です。過度な心配や制限は避け、治療への協力と日常生活での適度なサポートを心がけてください。

パニック障害で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックとパニック障害は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

パニック障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。