【子どもさんの将来が心配なママ必読】赤ちゃん頭の形で後悔しないための２つのポイント

こんにちは。草加市のたぐち整骨院院長の田口嘉朗です。赤ちゃんの頭が左右非対称だったり、後頭部が平らになっていたりすると、親としては本当に心配になりますよね。私自身も3人の子供の父親として、同じ悩みを経験してきました。

実は私の次男が吸引分娩で生まれ、向き癖が強く出てしまったことがあります。当時の私は赤ちゃんについての詳しい知識がなかったため整体の開始時期が遅くなってしまい、息子の斜頭を完全に治すことができませんでした。

この経験から、赤ちゃんの頭の形で悩む親御さんの気持ちが痛いほどわかります。だからこそ、今は赤ちゃん整体で少しでも赤ちゃんの健やかな成長をサポートしたいと考えているのです。

赤ちゃんと子どもの頭の形、なぜ変形するのか

赤ちゃんの頭蓋骨は大人と違って非常に柔らかく、外からの圧力で簡単に形が変わってしまいます。特に生後6ヶ月までの時期は頭蓋骨の成長が著しく、同時に変形もしやすい大切な時期なのです。赤ちゃんが同じ方向ばかりを向いて寝ていると、その部分だけが圧迫されて平らになったり、左右非対称になったりします。

SIDS（乳幼児突然死症候群）予防のために仰向け寝が推奨されるようになってから、海外では頭の形の変形が約47％まで増加したという報告もあります。安全な睡眠姿勢を守りながら、頭の形も守るというのは親御さんにとってジレンマになっているのが現状です。

変形の原因は向き癖だけではありません。胎内での圧迫、出産時の吸引分娩による影響、筋性斜頚による首の緊張など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。私の次男も吸引分娩が原因で向き癖が強く出てしまいました。だからこそ、一人ひとりの状態をしっかり検査して原因を特定することが何より重要になるのです。

頭の形の変形、放置するとどうなるのか

よく「成長すれば自然に治る」という話を耳にしますが、これは軽度の変形に限った話です。中等度以上の変形になると、1歳半から2歳頃に頭蓋骨が固まってしまい、その形のまま成長してしまう可能性が高くなります。研究によると、乳児期に見られた頭蓋変形は2歳時点で約3.3％にしか残らなかったという報告もありますが、これは軽度の変形を含めた数字です。

頭の形が重度に変形したまま成長すると、見た目の問題だけでなく、帽子やメガネが正常にフィットしなくなったり、ヘアスタイルが決まらなくなったりします。左右差がある場合は運動能力への影響、噛み合わせの異常、聴力への影響が出る可能性も指摘されています。

私の次男も斜頭を完全に治すことができず、今でも少し左右差が残っています。継続的に整体を行うことができたので幸い健康面や見た目には大きな問題は残りませんでした。だからこそ、後悔をする親御さんを一人でも減らしたいのです。

対処可能な時期は限られている

頭の形の改善には適切なタイミングがあります。生後3ヶ月までは比較的軽度であれば体位変換などの工夫で改善が期待できます。しかし生後4ヶ月を過ぎると変形が最も目立つ時期に入り、この頃から積極的な対処が必要になってきます。

生後6ヶ月を過ぎると頭蓋骨が徐々に硬化し始めるため、対応できる選択肢が限られてきます。ヘルメット治療も生後7ヶ月までに開始しないと十分な効果が得られないとされています。つまり、様子を見ているうちに最適な治療時期を逃してしまう可能性があるのです。

私自身が息子の整体開始時期が遅くなってしまった経験から、早期に相談することの大切さを身をもって知りました。少しでも気になったら、早めに専門家に相談することをお勧めします。

一般的な対処法とその限界

育児習慣の見直しによる対処

寝かせる向きを頻繁に変えたり、抱っこの向きを一定にしないようにしたりする方法は、予防や軽度の改善には有効です。タミータイムと呼ばれる腹ばい姿勢の時間を1日20分程度設けることで、後頭部への圧力を分散させることもできます。

しかし、この方法には継続的な注意と努力が必要で、効果が出るまで時間がかかります。赤ちゃんが嫌がる場合も多く、親の負担が大きくなってしまいます。また、すでに中等度以上の変形がある場合は、育児習慣の見直しだけでは根本的な解決に限界があるのが現実です。

ヘルメット治療という選択肢

ヘルメット治療は赤ちゃんの頭の形に合わせたオーダーメイドのヘルメットを1日23時間、約6ヶ月間装着する治療法です。頭の扁平化した部分に空間を作り、突出した部分の伸びを抑えることで矯正していきます。国内外の論文で治療効果があることが多数報告されており、中等度から重度の変形に対しても対応できる有効な治療法です。

ただし課題もあります。自費診療で約45万円から60万円という高額な費用がかかり、多くの家庭にとって経済的な負担が大きいのが現状です。また開始時期が限定されており、生後3ヶ月から7ヶ月のタイミングを逃すと効果が期待できません。赤ちゃんへの負担や汗疹などの副作用も懸念されます。

経過観察の危険性

病院で「様子を見ましょう」と言われて安心してしまう方も多いのですが、これには注意が必要です。軽度の変形であれば経過観察でも問題ありませんが、改善しない場合は治療のタイミングを逃してしまうリスクがあります。

頭蓋骨が固まってからでは治療が困難になり、親の不安も解消されないまま精神的な負担が続くことになります。私も息子の時に「様子を見ましょう」と言われて安心してしまい、結果的に対処が遅れてしまいました。同じ後悔をしてほしくないのです。

当院が提供する自然な改善アプローチ

当院では、ヘルメットを使わない自然な方法で頭の形の改善を図ります。まず専門的な検査によって、お子さまの頭の形の状態と原因を明らかにします。頭の形の問題は見た目だけでなく、将来的な発達や機能面への影響も考慮する必要があるからです。

他にはない充実した検査システムで、頭の形の変形の程度や関連する身体の状態を詳しく分析し、明確な根拠をもとにして最適な施術プランをご提案いたします。国家資格を持つ院長が検査から施術まで責任をもって担当するため、常に高いレベルの治療を受けることができます。

ヘルメット治療中の方も大歓迎です

当院では赤ちゃんにとっての最善を一緒に探すというスタンスを大切にしています。そのため、ヘルメット治療を選択された方も大歓迎です。むしろヘルメット治療と当院の整体を併用することで、より良い結果が期待できると考えています。

その理由は、ヘルメット治療では向き癖やそり返りなどの身体の緊張を取ることができないためです。ヘルメットで頭の形を矯正しながら、整体で身体の緊張や向き癖の原因にアプローチすることで、赤ちゃんにとって最も負担の少ない形で改善を目指すことができます。

もちろん、ヘルメット治療以外の方法を探している方も大歓迎です。費用面での不安がある方、赤ちゃんへの負担を最小限にしたい方、自然な方法で改善したい方など、それぞれのご家庭の状況に合わせて最適な方法をご提案いたします。

実際に改善された事例

当院で施術を受けられた方からは次のような声をいただいています。

当院の整体理論と赤ちゃんの頭の形は非常に相性がよく、自然で安全な改善が期待できます。早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなる傾向があります。

親が知っておくべき重要なポイント

病的な変形との区別が必要

頭の形の変形には、向き癖による位置的頭蓋変形と、頭蓋縫合早期癒合症のような病的変形があります。病的変形の場合は手術が必要になることもあるため、まずは「頭の形外来」を受診して病気による変形がないか診察を受けることが大切です。

位置的頭蓋変形と診断されれば、当院のような自然療法での改善が期待できます。専門医の診断を受けた上で、ご自身に合った方法を選択していくことをお勧めします。

やってはいけないこと

赤ちゃんの頭の形で悩んでいる時にやってはいけないことがあります。まず、同じ方向ばかり向かせることや長時間同じ姿勢を続けることは避けましょう。また、自己判断での放置は治療時期を逃すリスクがあります。

「成長すれば治る」という言葉を鵜呑みにせず、現在の変形の程度を専門家に評価してもらうことが重要です。インターネットの情報だけで判断せず、実際にお子さまの状態を見てもらうことをお勧めします。私も息子の時にもっと早く相談していればと今でも思います。

まとめ：早期の相談が後悔を防ぐ

赤ちゃんと子どもの頭の形の問題は、早期に適切な対処をすれば改善が期待できます。しかし対処可能な時期は限られており、様子を見ているうちに最適なタイミングを逃してしまう可能性があるのです。

私自身が次男の斜頭を完全に治すことができなかった経験から、早期相談の大切さを心から実感しています。3人の子供の父親として、そして同じ悩みを経験した一人の親として、お子さまの健やかな成長をサポートしたいと考えています。

ヘルメット治療を選択された方も、それ以外の方法を探している方も、どちらも大歓迎です。赤ちゃんにとっての最善を一緒に考えていきましょう。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。国家資格を持つ院長が責任をもって検査から施術まで担当し、お子さまに最適な方法をご提案いたします。