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【赤ちゃんの頭の形でお悩みの女の子を持つママ必読】将来への影響と対策

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こんにちは、たぐち整骨院・草加本院の田口です。最近、赤ちゃんの頭の形についてご相談に来られるお母さんが本当に増えています。特に女の子のお母さんからは「将来、髪型が決まらなかったらどうしよう」「顔の左右差が気になって」といったお声をよく聞きます。お子さんの将来を思うからこその不安ですよね。

実は赤ちゃんの頭の形のご相談は、圧倒的に女性、つまりお母さんからが多いんです。そして女の子を持つお母さんは、男の子に比べて整容的な面での心配が大きい傾向にあります。今回は、そんなママたちの不安に寄り添いながら、赤ちゃんの頭の形について詳しくお話ししていきますね。

院長:田口

私自身、3人の子供の父親として、次男の頭の形で後悔した経験があります

目次

なぜママは赤ちゃんの頭の形が気になるのか

赤ちゃんの頭の形について調べているのは、ほとんどが女性です。それは育児の主な担い手がお母さんであることに加え、女性ならではの視点が関係しています。毎日授乳やおむつ替えをしながら赤ちゃんを見つめる中で、ふとした瞬間に「あれ、頭が平らになっている?」「左右で形が違う気がする」と気づくのは、細やかな観察眼を持つお母さんだからこそです。

特に女の子の場合、将来の髪型や見た目への影響を心配されるお母さんが多くいらっしゃいます。ポニーテールやアップスタイルにした時に後頭部の平らさが目立つのではないか、左右の耳の位置がずれて見えるのではないか、そういった具体的なイメージを持って不安になられるんですね。これは母親として、女性としての視点があるからこその心配だと思います。

赤ちゃんの頭の形、3つのタイプを知っておこう

赤ちゃんの頭の変形には、大きく分けて3つのタイプがあります。斜頭症、短頭症、長頭症と呼ばれるもので、それぞれ見た目の特徴や原因が異なります。まずはお子さんがどのタイプに当てはまるのかを知ることが、適切な対処への第一歩になります。

斜頭症(左右非対称タイプ)

斜頭症は、後頭部が左右非対称になっている状態です。赤ちゃんを上から見ると、頭が平行四辺形のように斜めに歪んで見えるのが特徴です。いつも同じ方向を向いて寝る向き癖が主な原因で、片側だけが平らになってしまいます。

進行すると耳の位置が左右でずれて見えたり、顔の輪郭に左右差が出たりすることもあります。女の子の場合、ピアスをつける時や髪をまとめる時に気になるというお声もあり、早めの対処が望ましいタイプと言えます。実は私の次男も吸引分娩で生まれ、強い向き癖から斜頭症になりました。当時の私は赤ちゃんについての詳しい知識がなく、整体の開始時期が遅くなってしまったため、完全に治すことができませんでした。この経験が、今の私の活動の原点となっています。

短頭症(絶壁タイプ)

短頭症は、いわゆる絶壁頭と呼ばれる状態です。後頭部が丸みを持たずに平坦になっており、頭を横から見ると後ろに出っ張りがなく、横幅が広く見えます。仰向け寝の時間が長い赤ちゃんに多く見られ、後頭部全体に持続的な圧力がかかることで起こります。

日本では仰向け寝が推奨されているため、短頭症は非常に多く見られます。海外の報告では、仰向け寝推奨キャンペーン以降、発生率が約47%にまで増加したというデータもあるんです。

長頭症(前後に長いタイプ)

長頭症は、頭が前後に長く伸びている状態です。横向きに寝る時間が長いと、側頭部に圧力がかかり、結果として前後方向に成長してしまいます。NICUに長期入院していた赤ちゃんなどに見られることがあります。

このタイプは、頭蓋骨縫合早期癒合症という病気の一種である矢状縫合早期癒合症と見た目が似ているため、専門医による鑑別診断が必要です。気になる場合は、まず小児科や頭の形外来を受診することをお勧めします。

女の子だからこそ気になる、将来への影響

頭の形の変形は病気ではありませんが、放置すると1歳半から2歳頃に頭蓋骨が固まってしまい、その形のまま成長してしまいます。特に女の子の場合、お母さんが心配されるのは見た目の問題です。

具体的には、帽子やヘアアクセサリーが正常にフィットしなかったり、ヘアスタイルが決まらなかったりといった問題が生じます。ポニーテールやお団子ヘアなど、後頭部が見えるスタイルの時に気になるという声も多く聞かれます。また、左右差がある場合は、写真を撮る時にいつも角度を気にしてしまうというお母さんもいらっしゃいます。

さらに深刻な問題として、重度の左右差がある場合は運動能力への影響、噛み合わせの異常、聴力への影響が出る可能性もあります。見た目だけでなく、機能面でも将来的な影響が懸念されるため、軽視できない問題なんです。

赤ちゃんの頭の形、原因は一つじゃない

開院以来、当院には数多くの保護者の方が赤ちゃんの頭の形でご相談に来られています。その経験から断言できるのは、頭の形の変形の原因はひとつではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。

生後の向き癖はもちろんですが、胎内での圧迫による変形や出産時の外圧、筋性斜頚による頸部の緊張なども関係しています。初産や多胎妊娠、逆子、早産、難産などにより、子宮内で赤ちゃんの頭に圧力がかかることで変形が起こることもあります。また、吸引分娩時の処置によっても頭に圧力がかかり変形することがあります。私の次男もまさにこのケースでした。

一人ひとりの赤ちゃんで原因が異なるからこそ、改善のためには専門的な検査と診断が何より重要になります。病院で「様子見」と言われたとしても、適切な時期を逃さないよう早期の相談が大切です。

ヘルメット治療という選択肢について

赤ちゃんの頭の形への対応として、一般的にはヘルメット治療がよく知られています。オーダーメイドのヘルメットを1日23時間、約6ヶ月間装着する形状誘導療法で、生後3ヶ月から7ヶ月までの限られた期間に行う必要があります。

ヘルメット治療は効果が期待できる方法のひとつです。ただし、自費診療で約45万円から60万円という高額な費用がかかることや、1日23時間の装着が必要で赤ちゃんへの負担があることも事実です。また、汗疹などの副作用が懸念されることもあります。

当院では、ヘルメット治療を否定することなく、赤ちゃんにとって何が最善かを一緒に考えるスタンスを取っています。実際に、ヘルメット治療中の赤ちゃんも大歓迎です。なぜなら、ヘルメット治療では頭の形状を誘導することはできても、向き癖やそり返りなどの身体の緊張を取ることはできないからです。身体の緊張を整えることで、ヘルメット治療の効果をさらに高めることも期待できます。

もちろん、ヘルメット治療以外の方法を探している方も大歓迎です。費用面や赤ちゃんの負担を考え、自然な方法での改善を望まれる方も多くいらっしゃいます。それぞれのご家庭の状況や考え方に合わせて、最適な方法を一緒に見つけていきましょう。

当院が提供する、身体から整える自然な方法

当院では、ヘルメットを使わない自然な方法で、赤ちゃんの頭の形改善を図っています。まず専門的な検査によって、お子さんの頭の形の状態と原因を明らかにします。頭の形の問題は見た目だけでなく、将来的な発達や機能面への影響も考慮する必要があるからです。

当院では、他にはない充実した検査システムで、頭の形の変形の程度や関連する身体の状態を詳しく分析します。そして明確な根拠をもとにして、最適な施術プランをご提案いたします。国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますので、安心してお越しください。

赤ちゃんの繊細な身体に対して、豊富な経験と確かな技術で安全かつ効果的な施術を提供いたします。当院の整体理論と赤ちゃんの頭の形は非常に相性がよく、身体全体の緊張を緩めることで、自然で安全な改善が期待できます。

ママが知っておきたい、やってはいけないこと

赤ちゃんの頭の形で悩むお母さんに、ぜひ知っておいていただきたいのが「やってはいけないこと」です。まず、同じ方向ばかり向かせることは避けましょう。向き癖を放置すると、変形がどんどん進行してしまいます。

また、長時間同じ姿勢を続けることも良くありません。授乳後にそのまま寝かせっぱなしにするのではなく、起きている時間には抱っこしたり、うつ伏せの練習をしたりすることが大切です。

そして最も避けたいのが、自己判断での放置です。「そのうち治るだろう」と思って何もしないでいると、治療時期を逃すリスクがあります。軽度であれば生後4ヶ月頃の首座りとともに改善することもありますが、中等度以上の変形は自然改善が期待できません。生後7ヶ月以降は改善変化が少なくなるため、早期の対応が重要なんです。

治療のタイムリミット、知っていますか?

赤ちゃんの頭の形を改善できる期間には、実はタイムリミットがあります。生後3ヶ月頃に歪みがピークに達し、生後6ヶ月頃から改善傾向に入りますが、重度の場合は約7割が重度のまま残るというデータがあります。

ヘルメット治療を検討する場合、理想的な開始時期は生後3ヶ月から6ヶ月で、遅くとも生後7ヶ月までには開始する必要があります。首が座り、頭の成長が活発な時期が最も効果的だからです。

当院での施術も、早ければ早いほど改善までの期間が短くなります。気になった時が相談のタイミングです。「まだ大丈夫」「様子を見よう」と先延ばしにせず、まずは専門家に相談することをお勧めします。

3人の父親として、施術家として伝えたいこと

私は3人の子供の父親です。次男が吸引分娩で生まれた時、強い向き癖がありました。しかし当時の私は、赤ちゃんの頭の形についての詳しい知識がありませんでした。整体の開始時期が遅くなってしまい、結果として息子の斜頭を完全に治すことができなかったんです。

おかげさまで、ほぼ毎日取り組んだ整体が功を奏して、現在の次男は頭の形は少し斜頭が残るものの勉強も運動も優れていて顔立ちも綺麗に整っています。しかし、月齢が進めが進むほどに、頻度高く長期的に整える必要があるのでご家族に治療家がいない場合は費用面においてかなりご負担が増すことになります。

この経験は、私にとって大きな後悔となりました。同時に、赤ちゃん整体で少しでも多くの赤ちゃんの健やかな成長をサポートしたいという強い思いにもつながりました。だからこそ、今悩んでいるお母さんには、私と同じ後悔をしてほしくないんです。

頭の形は、一度固まってしまうと元に戻すことが非常に難しくなります。だからこそ、柔らかい時期にできることをしてあげることが、お子さんへの大きなプレゼントになります。ヘルメット治療も、整体も、どちらも赤ちゃんのためを思う選択肢です。大切なのは、赤ちゃんにとって何が最善かを一緒に考えることだと思います。

一人で悩まず、まずはご相談ください。お子さんの将来のために、今できることを一緒に考えていきましょう。あなたの不安に寄り添い、最適な方法をご提案させていただきます。ヘルメット治療中の方も、これから何をすべきか迷っている方も、どなたでも大歓迎です。


院長:田口

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