椎間板ヘルニアでお悩みの60代男性「腰と太もも前面の痛み」症例

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こんにちは

院長田口です

本日もブログご覧いただきありがとうございます。

 

 

本日のブログは、

「60代男性の椎間板ヘルニア」と診断された方の

症例です。

 

 

この方は、お近くの整形外科に受診され

軽いぎっくり腰と診断されたそうです。

レントゲンを撮って問題ないといわれて

湿布と薬で様子を見ていたとのこと。

 

 

数日すると、腰の痛みが、太ももの方に

移動していくような感じでどんどん歩くのが

辛くなったということでした。

 

その後再度同じ病院に受診して

再度レントゲンを撮り

「軽いヘルニアかもしれない」といわれたそうですΣ(・□・;)

これは、よくある話ですが、

ヘルニアはレントゲンには写りません(笑)

この言葉は、患者さんの不安を煽るという

意味でちょっと問題ありだし、相手の気持ちを

考えるとかなり軽率な気がします。

 

※当院にもともと通われている方は、

腰痛のない方の70%にヘルニアがある事実が、

最新の研究で解明されていることは、

お伝えしてあるので冷静でいられると思いますが。

※要するにすべての原因がヘルニアではないということ
脳や神経伝達・筋肉の緊張・血液循環などがむしろ原因と

とらえると治りやすいです。手術しなくても

どうにかなるものを原因に設定しましょうw

炎症が広がっているか、神経の興奮が続いていて痛みを

感じやすくなっているかという理解ができるはずなので。

 

 

その後、そのまま経過観察で様子を見ていた

ということでした。

 

その後かなり酷い状態で当院を受診されたのですが、

最初はベッドに寝ることもままならない酷い状態で

「どうしてここまで放置したのか・・・」と

思いました。

MRIの検査もして、腰椎2番3番にヘルニアがあるとは言われた

そうですが・・・

 

現在のその方が、どうなっているかと言いますと

多少太もものツッパリはあるものの

普通に歩いています(笑)

 

当院でどんなことをしたかというと

・「痛み」のメカニズムの理解を深め、手術なしでも変えられると設定を共有した

・治療で体を整えた

・楽な良い姿勢を伝え、運動(動き方)などをお伝えした

 

 

 

今回の簡単なメカニズムを説明します。

「不安」の情動が「脳」の「扁桃体」を活性すると

「前頭前野」(痛みのコントロールをするDLPFC)の働きを

抑えてしまうということになり痛みを感じます。

 

軽く考えていた腰痛が、すぐに治らず

痛みが広がってきたので不安になった

さらに「軽いヘルニア」と言われ「不安」がさらに広がった

ヘルニアと診断されたが、

治療で体が少しずつ楽になり

ヘルニアでも大丈夫と納得できて

安心が深まり痛みも軽減できた。

 

といった流れだと思います。

 

 

とにかく「不安」を減らす!

痛みをゼロにする前提に、体を動かすことが必要!

それらを「脳」」というキーワードを中心に

考えられると気持ちも楽になる方が多いような

気がしている昨今です。

 

一人でも多くの腰痛患者さんを減らしたい!!

そんな想いで書いています。

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