
院長:田口お気軽にご相談ください!
こんにちは、たぐち整骨院の田口です。生後間もない赤ちゃんの頭がいつも同じ方向を向いていて、後頭部が平らになってきたり左右非対称になってきたりすると心配になりますよね。
お風呂上がりに赤ちゃんの首元を優しくなでるようにしてあげたり、寝る向きを変えてみたりと色々試しているママも多いのではないでしょうか。今回は赤ちゃんの頭の形についてお悩みの方に向けて、改善のための具体的な方法をお伝えしていきます。


首の筋肉が硬くなると向き癖が強くなるので、優しく触れてあげることが大切です


赤ちゃんがいつも同じ方向を向いて寝てしまうのには、いくつかの理由があります。生まれる前の子宮内での姿勢や出産時の圧迫、そして生まれてからの寝る環境などが複雑に関係しているんです。特に胎内で窮屈な姿勢でいた赤ちゃんや、難産で長時間産道に挟まれていた赤ちゃん、吸引分娩で生まれた赤ちゃんは、首の筋肉が緊張しやすくなっています。
実は私自身も3人の子どもの父親で、次男が吸引分娩で生まれた時のことを今でもよく覚えています。生まれてすぐから向き癖が強く、いつも右ばかりを向いて寝ていました。当時の私は赤ちゃんの体についての詳しい知識がなく、「そのうち治るだろう」と楽観的に考えていたんです。
生後間もない時期の赤ちゃんの頭蓋骨はまだ柔らかく、同じ方向ばかり向いていると頭の同じ面が圧迫され続けることになります。その結果、後頭部が平らになる短頭症や、頭が左右非対称になる斜頭症といった変形が起こってしまうのです。仰向け寝が推奨されるようになってから、こうした頭の形の問題は世界的に増加しているという報告もあります。
向き癖を改善するために、多くのママがまず思いつくのが首まわりのケアではないでしょうか。赤ちゃんの首の筋肉、特に胸鎖乳突筋という耳の後ろから鎖骨に向かって走る筋肉が緊張していると、同じ方向ばかりを向いてしまいます。
赤ちゃんの皮膚はとても薄くて繊細なので、触れる時は羽が触れるくらいの優しさが必要です。耳の後ろから鎖骨に向かって、指の腹で優しく撫でるように触れてあげましょう。決して強く押したり揉んだりしてはいけません。お風呂上がりの体が温まっている時や、授乳前の機嫌が良い時が適しています。
ただし、首の筋肉を緩めるだけでは根本的な解決にならないことも多いというのが正直なところです。なぜなら向き癖の原因は首だけでなく、体全体のバランスや骨盤の歪み、背骨の緊張なども関係しているからです。表面的な筋肉の緊張を和らげることはできても、深部の問題までアプローチするのは難しいのが現実です。
寝る向きを変えることも大切な対策のひとつです。赤ちゃんがいつも右を向いているなら、左側に興味を引くようなおもちゃやライトを置いてみましょう。授乳の向きも毎回同じにならないよう工夫することで、自然と首を動かす機会が増えます。
ドーナツ枕などの補助具を使う方法もありますが、長時間の使用は別の部分に負担をかける可能性があるため注意が必要です。また寝返りができるようになる前の赤ちゃんには、うつ伏せの時間(タミータイム)を作ってあげることで首の筋肉を鍛えることができます。
自宅でのケアと専門家による施術では、アプローチの深さが大きく異なります。当院では赤ちゃんの体全体を詳しく検査することから始めます。頭の変形だけでなく、首の可動域、背骨の状態、骨盤の歪み、股関節のシワの左右差なども細かくチェックしていくんです。
検査の結果、多くの赤ちゃんは首だけでなく背骨全体の緊張や骨盤の歪みを抱えていることが分かります。こうした深部の問題は、自宅でのケアだけでは改善が難しいのが実情です。
当院では赤ちゃんの繊細な体に配慮した、優しい施術を行っています。背骨を調整することで自然治癒力を高める5gタッチ手技や、頭蓋骨の微細な調整、内臓の働きを整えるアプローチなど、お子さまの状態に合わせた施術を組み合わせていきます。
施術は本当に優しいタッチで行うため、多くの赤ちゃんは施術中に眠ってしまうほどです。強い刺激は一切加えませんし、赤ちゃんが嫌がる動きは決して行いません。国家資格を持つ院長が最初から最後まで責任を持って担当しますので、安心してお任せいただけます。
赤ちゃんの頭の形は、生後4ヶ月までが最も改善しやすい時期です。この時期は頭蓋骨がまだ柔らかく、適切な対応をすれば比較的短期間で変化が見られます。首が座る頃には向き癖も自然に改善することがありますが、中等度以上の変形は自然改善が期待できません。
生後7ヶ月を過ぎると頭蓋骨が徐々に固まり始め、改善の変化が少なくなっていきます。1歳半から2歳頃には完全に固まってしまうため、その形のまま成長することになってしまうんです。ですから早めの対応がとても重要になってきます。
頭の形を整える方法として、ヘルメット治療を検討されている方も多いかと思います。ヘルメット治療は生後3ヶ月から7ヶ月までの間に開始する必要があり、1日23時間の装着を約6ヶ月間続ける必要があります。費用は自費診療で約45万円から60万円程度かかります。
当院ではヘルメット治療を否定するつもりは全くありません。むしろ、お子さまにとって最善の方法を一緒に探していきたいと考えています。実際にヘルメット治療中の赤ちゃんも大歓迎です。その理由は、ヘルメット治療では頭の形は整えられても、向き癖や反り返りなどの身体の緊張を取ることができないからです。
ヘルメットで形を整えながら当院の施術で体の緊張を取ることで、より良い結果につながるケースも多くあります。もちろん、ヘルメット治療以外の方法を探している方も大歓迎です。赤ちゃんへの負担が少なく、費用面でも現実的な選択肢として、自然な方法で改善を図っていくことも可能です。
頭の形の問題は、見た目だけの問題ではありません。軽度から中等度の変形では発達への直接的な影響は限定的とされていますが、重度の左右差がある場合は注意が必要です。
左右非対称が大きいと、運動能力のバランスや噛み合わせ、聴力にも影響する可能性があるという研究報告があります。また将来的に帽子やメガネが正常にフィットしなかったり、ヘアスタイルが決まらなかったりという実生活での不便さも出てきます。何より本人が成長して鏡を見た時に、見た目のコンプレックスを抱えてしまうことが心配です。
ただ、私の次男の場合は、整体の開始が遅れて斜頭を完全には治せなかったものの、現在は耳の位置などに問題はなく、発達状態も極めて順調です。整体をしていて本当によかったと実感しています。完璧を目指すのではなく、お子さまの健やかな成長をサポートすることが何より大切だと考えています。
当院で施術を受けられた赤ちゃんの多くが、頭の形だけでなく股関節のシワの左右差も改善しています。実は頭の歪みと体全体のバランスは深く関係していて、頭が整うことで自然と体のバランスも整っていくんです。
向き癖がなくなると、左右をバランスよく見られるようになり、原始反射の統合が進み運動発達にも良い影響が出てきます。寝返りやハイハイ、お座りといった発達段階もスムーズに進むようになる子が多いです。
赤ちゃんの向き癖や頭の形が気になり始めたら、まずは焦らずに現状を把握することが大切です。かかりつけの小児科で「様子見」と言われても、不安が残るようであれば専門家に相談してみることをおすすめします。
自宅でできるケアを試しながら、1〜2週間経っても変化が見られない場合や、変形が進行しているように感じる場合は、早めに専門家の検査を受けることをおすすめします。特に生後3ヶ月を過ぎている場合は、残された改善の時間が限られてくるため、早めの決断が必要になってきます。
当院では充実した検査システムで、お子さまの頭の形の状態と原因を詳しく分析します。そして明確な根拠をもとに、最適な施術プランをご提案していきます。施術だけでなく、ご自宅でのケアの方法や抱っこの仕方、寝かせる環境についても具体的にアドバイスさせていただきます。
初回の来院時には、今後どのくらいの期間でどこまで改善が見込めるのか、施術の頻度はどのくらい必要なのかを丁寧にご説明します。ヘルメット治療を検討中の方や、すでにヘルメット治療を始めている方も遠慮なくご相談ください。不安なことや疑問に思うことがあれば、何でもお聞きください。
私は次男の向き癖に気づきながらも、適切な対応が遅れてしまったという後悔があります。だからこそ、同じような思いをするママやパパを一人でも減らしたいという想いで、赤ちゃんの施術に力を入れているんです。赤ちゃんの健やかな成長をサポートすることが私の使命だと考えています。
赤ちゃんの頭の形は、早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。一人で悩まずに、いつでも気軽にご相談ください。お子さまの将来のために、今できる最善の選択を一緒に考えていきましょう。

