
院長:田口お気軽にご相談ください!
最近、耳の聞こえにくさを感じていませんか。一度突発性難聴を経験された方の多くが「また同じ症状が出たらどうしよう」という不安を抱えていらっしゃいます。実は当院にも「突発性難聴は癖になるのでしょうか」というご相談が後を絶ちません。
ある朝突然、片方の耳が聞こえなくなる恐怖。そしてステロイド治療を受けて症状が落ち着いたと思ったら、また同じような耳の詰まりや違和感を感じたとき、多くの方が「また再発した」と不安になるのは当然のことです。今回は突発性難聴と再発の関係について、当院での臨床経験を踏まえながらお話しします。


開院以来、数多くの突発性難聴の患者さまと向き合ってきた経験から、皆さまの不安を少しでも解消できればと思っています


開院以来、当院には突発性難聴でお困りの方が数多く来院されています。これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、突発性難聴そのものは基本的に再発しない病気だということです。医学的にも突発性難聴は「一生に一度」の病気とされており、同じ耳に二度発症することはきわめて稀です。ただし、約10%の方に反対側の耳での発症が見られるという報告もあります。
では、なぜ多くの方が「また繰り返した」と感じるのでしょうか。実はそこに大きな誤解があります。突発性難聴と診断された後に同じような症状が再び現れた場合、それは突発性難聴の再発ではなく別の疾患である可能性が非常に高いのです。特に女性に多く見られる急性低音障害型感音難聴やメニエール病は、突発性難聴と似た症状を示しながらも繰り返す性質を持っています。
突発性難聴と症状が似ているものの、実際には異なる病気がいくつかあります。最も多いのが急性低音障害型感音難聴です。この病気は女性が男性の2倍から3倍の発症率を示し、30代から40代の働き盛りの方に多く見られます。耳の詰まり感や低音部の聞こえにくさが特徴で、突発性難聴と違って同じ側の耳でも何度も繰り返すことがあります。
メニエール病も突発性難聴と間違えられやすい疾患のひとつです。回転性のめまいを伴う難聴が繰り返し起こるのが特徴で、発作の間隔は数日から数ヶ月とさまざまです。また、内耳の自己免疫疾患や聴神経腫瘍など、他の原因による難聴が隠れている可能性もあります。だからこそ、症状が再び現れたときは自己判断せず、必ず専門機関で詳しい検査を受けることが重要です。
突発性難聴そのものは癖にならないとしても、症状が繰り返し現れる背景には共通した生活習慣が存在しています。当院に来院される方のカウンセリングから見えてきたのは、睡眠不足や過度なストレス、長時間のデスクワークによる首や肩の緊張といった要因です。これらは内耳への血流を悪化させ、さまざまな耳のトラブルを引き起こす原因となります。
特に現代社会では、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスが慢性化しやすい環境にあります。ストレスは自律神経のバランスを乱し、内耳の血流障害を招きます。また、長時間同じ姿勢でのパソコン作業は首や肩の筋肉を緊張させ、頭部への血流を妨げてしまうのです。こうした生活習慣が改善されないまま放置されると、耳のトラブルが繰り返し起こりやすい体質になってしまいます。
祖父の難聴から端を発し開院以来、当院では突発性難聴について独自の研究を続けてきました。その中で特に注目しているのが、姿勢や首・肩・鎖骨まわりの筋肉緊張と突発性難聴の関係性です。内耳への血流は頸部の血管を通って供給されるため、首周りの筋肉が過度に緊張すると血流が阻害されてしまいます。
実際に当院で検査を行うと、耳の症状を訴える方の多くに頸椎のズレや首周りの筋肉の過緊張が見られます。こうした身体の問題を放置したまま薬物療法だけで対処しても、根本的な改善には至りません。姿勢を整え、首や肩の緊張を緩和することで内耳への血流が改善し、耳の症状が劇的に良くなるケースを数多く経験してきました。
耳のトラブルを繰り返さないためには、日常生活の中での予防が何より重要です。まず意識していただきたいのが、十分な睡眠時間の確保です。睡眠不足は自律神経のバランスを乱し、免疫力を低下させます。理想的には7時間から8時間の質の高い睡眠を心がけましょう。
ストレス管理も欠かせません。完全にストレスを無くすことは難しいですが、適度な運動や趣味の時間を持つことで上手に発散することが大切です。また、長時間同じ姿勢を続けないことも重要なポイントです。デスクワークの方は1時間に一度は立ち上がり、首や肩を回すなどの簡単なストレッチを取り入れてください。
内耳への血流を良好に保つために、日常でできることがいくつかあります。まず適度な有酸素運動です。ウォーキングや軽いジョギングなど、無理のない範囲で継続することで全身の血流が改善します。また、首を温めることも効果的です。温めたタオルを首の後ろに当てるだけでも、頸部の血流が促進されます。
食生活も見直しが必要です。青魚に含まれるEPAやDHA、ビタミンB群は血流改善や神経の健康維持に役立ちます。逆に、喫煙や過度の飲酒は血管を収縮させ内耳への血流を悪化させるため、できるだけ控えましょう。水分摂取も忘れずに、血液をサラサラに保つことで内耳の環境を整えることができます。
突発性難聴への対応として、病院ではステロイド療法や薬物療法が一般的です。これらは炎症を抑え症状を緩和する効果がありますが、ステロイドには胃腸障害や血糖値上昇、免疫力低下などの副作用もあります。薬だけに頼る治療では、血行不良という身体の根本的な問題は残ったままなのです。
当院では国家資格を持つ院長が、検査から施術まで一貫して担当します。米国製姿勢分析ソフトをはじめとする5種類の独自検査で、あなたの耳のトラブルの本当の原因を見つけ出します。そして、姿勢の改善や首・肩周りの筋肉の緊張緩和、自律神経のバランス調整を通じて、内耳への血流を回復させる施術を行っています。
実際に当院に来院された患者さまからは「10日間ステロイドを服用しても効果がなかったのに、姿勢を見直したらその日の夜から変化があった」「半年の治療で一度消失していた聴力が回復し、病院の先生もびっくりしていた」といった喜びの声を数多くいただいています。
一度耳のトラブルを経験した方は、症状が落ち着いた後も定期的な身体のメンテナンスをお勧めします。姿勢の歪みや筋肉の緊張は日常生活の中で徐々に蓄積していくため、定期的にチェックして調整することで良好な状態を維持できます。車の定期点検と同じように、身体も定期的なメンテナンスが必要なのです。
当院では、症状が改善した後も予防的な観点から定期的な施術をご提案しています。身体の変化や症状の波を見逃さないよう、院長が一貫して担当することで、わずかな変化も見逃しません。こうした継続的なケアが、耳のトラブルを繰り返さない身体づくりにつながります。
突発性難聴は基本的に繰り返さない病気ですが、似たような症状が再び現れたとき、多くの方が不安に襲われます。その不安自体がストレスとなり、症状を悪化させる悪循環に陥ることもあります。私自身も学生時代に原因不明の診断ばかりで、その場しのぎの治療しか受けられず後悔した経験があります。だからこそ、症状の改善だけではなく、その原因が分かることを大事にしています。
耳の症状でお悩みなら、一人で抱え込まずにいつでもご相談ください。あなたの症状が突発性難聴の再発なのか、別の疾患なのか、そしてその根本的な原因は何なのかを詳しく検査し、最適なアプローチをご提案します。あなたはもっと健康になれるはずです。身体の声を聴き、一度自分の身体に真剣に向き合ってみませんか。あなたのご来院を心からお待ちしております。

