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【CI値とはなにか?】正常範囲と異常値の目安や測り方と注意点

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こんにちは。たぐち整骨院の田口です。赤ちゃんの頭の形を心配されて、病院や保健センターで「CI値を測りましょう」と言われた経験はありませんか。突然専門用語を聞いて戸惑われた方も多いのではないでしょうか。

CI値とは頭蓋指数(Cephalic Index)のことで、赤ちゃんの頭の形を客観的に評価するための大切な指標です。この数値を知ることで、お子さまの頭の形が正常範囲内にあるのか、それとも何らかの対応が必要なのかを判断する材料になります。今回は赤ちゃんの頭の形の評価に欠かせないCI値について、三児の父でもある私の経験も交えながら詳しくお話しさせていただきます。

院長:田口

CI値は難しそうに聞こえますが、実は計算方法も意味もシンプルです。一緒に見ていきましょう

目次

CI値(頭蓋指数)とは何か

CI値は赤ちゃんの頭の横幅を前後の長さで割って100をかけた数値のことです。具体的には「頭幅÷頭長×100」という計算式で求められ、頭の形が丸いのか、前後に長いのか、それとも横に広いのかを数値で表すことができます。この指標は世界中の医療現場で使われており、赤ちゃんの頭の形を評価する際の基準となっています。

例えば頭の横幅が12センチで前後の長さが15センチの場合、12÷15×100=80となります。この数値が大きいほど頭が丸く横に広い形状で、小さいほど前後に長い形状ということになります。私たち専門家はこの数値を見ながら、短頭症や長頭症といった頭の形の分類を行い、必要な対応を検討していくのです。

正常範囲と異常値の目安

日本人の赤ちゃんの場合、CI値の正常範囲は一般的に76から81程度とされています。85を超えると短頭症(後頭部が平らで横幅が広い状態)、75未満だと長頭症(前後に長く横幅が狭い状態)と判断されることが多いです。ただし、この数値はあくまで目安であり、赤ちゃんの個性や成長段階によっても変わってきます。

実際の臨床現場では、CI値だけでなく頭の非対称性を示すCVAI値や、実際の頭の形の見た目、向き癖の有無、発達状態なども総合的に判断します。数値が正常範囲から少し外れていたとしても、必ずしも治療が必要というわけではありません。大切なのは数値の変化を追いながら、適切な時期に適切な対応をすることなのです。

CI値の測り方と注意点

CI値を測定するには、まず赤ちゃんの頭の最も長い前後の長さ(頭長)と最も広い左右の幅(頭幅)を正確に測る必要があります。医療機関では専用のメジャーや計測器を使って測定しますが、ご家庭でも柔らかいメジャーがあれば簡易的に測ることは可能です。

ただし、赤ちゃんは動いてしまいますし、測る位置が少しずれるだけで数値が変わってしまいます。また、髪の毛の量や測り方によっても誤差が生じやすいため、正確な評価を求める場合は専門機関での測定をお勧めします。当院では複数の検査方法を組み合わせて、より正確な頭の形の評価を行っています。

月齢による数値の変化

CI値は赤ちゃんの成長とともに変化していきます。生まれたばかりの新生児期は産道を通る影響で一時的に前後に長くなっていることが多く、CI値は低めに出ることがあります。その後、生後3ヶ月から6ヶ月頃にかけて頭の形は大きく変化し、この時期のCI値の変動を注意深く観察することが重要です。

CI値からわかる頭の形のタイプ

CI値が高い場合は短頭症の可能性があります。短頭症は後頭部が平らになり横幅が相対的に広くなる状態で、日本人の赤ちゃんに最も多く見られるタイプです。仰向け寝を推奨する育児環境の中で、同じ姿勢で寝る時間が長くなることが主な原因となっています。

逆にCI値が低い場合は長頭症が疑われます。長頭症は前後に長く横幅が狭い頭の形で、早産児や多胎児、NICUで長期間横向きに寝ていた赤ちゃんに多く見られます。また、左右どちらかに偏った向き癖がある場合は、CI値は正常範囲でも頭の非対称性が問題になることがあり、これを斜頭症と呼びます。

それぞれのタイプへの対応

短頭症の場合は仰向け寝の時間を減らし、起きている時間に腹ばい遊びを増やすことが効果的です。タミータイムと呼ばれるこの時間を意識的に作ることで、後頭部への圧力を分散させることができます。長頭症の場合は逆に仰向け寝を増やし、横向きに寝る時間を調整していきます。

斜頭症では向き癖の改善が最優先となります。赤ちゃんがいつも同じ方向を向いてしまう原因は、首や体の筋肉の緊張、胎内での姿勢の影響、視覚的な刺激の偏りなど様々です。当院ではこうした根本原因を丁寧に検査し、一人ひとりに合わせた施術とアドバイスを提供しています。

CI値と発達への影響

多くの保護者の方が心配されるのが、CI値の異常が赤ちゃんの発達に影響するかどうかという点です。結論から申し上げますと、軽度から中等度の頭の形の変形が直接的に発達を妨げることは少ないとされています。ただし、重度の非対称がある場合や、頭蓋骨縫合早期癒合症などの病的な原因がある場合は注意が必要です。

むしろ問題となるのは、頭の形の変形と一緒に存在する向き癖や体の緊張、左右のバランスの崩れです。これらは運動発達の遅れや、将来的な姿勢の問題につながる可能性があります。だからこそ、CI値という数値だけでなく、赤ちゃんの全身の状態を総合的に評価することが大切なのです。

将来への影響を最小限にするために

頭の形は生後6ヶ月から7ヶ月頃までが最も改善しやすい時期です。この時期を過ぎると頭蓋骨が徐々に硬くなり、自然な改善が期待しにくくなります。1歳半から2歳頃には頭蓋骨がかなり固まってしまうため、気になる場合は早めの対応が重要になります。

当院では生後1ヶ月から施術を受け付けており、早期からの介入によって多くのお子さまの頭の形が改善しています。CI値の改善はもちろんですが、それ以上に向き癖がなくなり左右バランスよく体を使えるようになることで、運動発達や姿勢の基礎がしっかり作られていくことを大切にしています。

ヘルメット治療とCI値

CI値が大きく正常範囲から外れている場合、医療機関でヘルメット治療を勧められることがあります。ヘルメット治療は頭蓋形状誘導療法とも呼ばれ、オーダーメイドのヘルメットを1日23時間、約6ヶ月間装着することで頭の形を整えていく方法です。生後3ヶ月から7ヶ月頃までの頭の成長が活発な時期に行うのが最も効果的とされています。

ヘルメット治療は確かに一定の効果が認められている方法ですが、費用が45万円から60万円と高額であることや、赤ちゃんへの負担、汗疹などの副作用の可能性もあります。だからこそ、ヘルメット治療を選ぶかどうかは、CI値だけでなく、変形の程度や種類、ご家族の希望や経済的な状況なども含めて総合的に判断する必要があるのです。

ヘルメット治療中の方も大歓迎です

当院ではヘルメット治療を否定することなく、赤ちゃんにとっての最善を一緒に探すスタンスを大切にしています。ヘルメット治療中の方も大歓迎です。その理由は、ヘルメット治療では向き癖やそり返りなどの身体の緊張は取ることができないからです。

ヘルメットは頭の形を物理的に整える効果はありますが、赤ちゃんの体の中にある緊張やバランスの崩れまでは改善できません。むしろ、体の緊張を取り除き向き癖を改善することで、ヘルメットの効果がより高まることも多いのです。もちろん、ヘルメット治療以外の方法を探している方も大歓迎です。一人ひとりの状況に合わせた最適なプランをご提案させていただきます。

CI値の改善に向けて私たちができること

CI値を改善するために、ご家庭でできることは限られています。寝る向きを変える、タミータイムを増やすといった基本的な対応は大切ですが、すでに癖が強くなっている場合や変形が進んでいる場合は、それだけでは十分な効果が得られないことも多いのが現実です。

当院では5種類の独自検査システムによって、CI値だけでなく頭の非対称性、向き癖の程度、体全体のバランス、筋肉の緊張状態などを詳しく分析します。その上で、赤ちゃんの繊細な体に優しく働きかける施術を行い、自然治癒力を引き出すことで頭の形の改善を目指していきます。国家資格を持つ私が検査から施術まで一貫して担当しますので、安心してお任せください。

早期対応の重要性

CI値の改善は早ければ早いほど効果が期待できます。生後2ヶ月から3ヶ月頃に気づいて対応を始めた場合と、生後6ヶ月を過ぎてから始めた場合では、改善までにかかる時間も最終的な結果も大きく変わってきます。もし今、お子さまの頭の形やCI値について少しでも不安を感じているなら、様子見で時間を過ごすのではなく、早めにご相談いただくことをお勧めします。

私自身、次男の対応が遅れてしまった経験から、早期対応の大切さを身をもって感じています。もちろん、月齢が進んでからでも改善の可能性はありますし、諦める必要はまったくありません。ただ、選択肢が多く効果が出やすい時期があることも事実です。どの段階であっても、まずは現状を正確に把握することから始めましょう。

CI値について心配されている保護者の方へ

CI値という数値を知って不安になられる気持ちは本当によくわかります。私も三児の父として、子どもの些細なことでも心配になる経験を何度もしてきました。特に次男の時は、自分が整体の専門家でありながら対応が遅れてしまったという後悔もあり、その思いが今の仕事の原動力になっています。

大切なのは、数値に一喜一憂しすぎないことです。CI値は確かに重要な指標ですが、それがすべてではありません。お子さまの個性や成長のペース、全身のバランス、そして何より今後の可能性を総合的に見ていくことが大切です。一人で数値を見て悩むのではなく、専門家と一緒に最善の方法を探していきましょう。

当院では、赤ちゃんの頭の形や発達について豊富な経験を持つ私が、保護者の方の不安に寄り添いながら丁寧にサポートさせていただきます。CI値の意味、改善の可能性、具体的な対応方法など、わかりやすくご説明いたします。ヘルメット治療を検討している方、すでに始めている方、ヘルメット以外の方法を探している方、どのような状況の方でも大歓迎です。お子さまの健やかな成長のために、私たちができることを一緒に考えていきましょう。一人で悩まずに、いつでもお気軽にご相談ください。


院長:田口

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