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【タミータイムはいつからはじめる?】その効果と月齢に合わせたやり方を解説

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こんにちは。たぐち整骨院の田口です。私自身も3人の子どもの父親として、赤ちゃんの成長を見守る喜びと不安を経験してきました。最近、1か月健診を終えたお母さまから、「タミータイムと聞いたのですが、いつから始めればよいのでしょうか」というご相談をいただくことがあります。

保健師さんのお話や育児雑誌などで目にする機会が増えた言葉ですが、実際にどう始めればよいのか、赤ちゃんが嫌がる場合はどうすればよいのか、不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

タミータイムは、赤ちゃんが起きている間に、保護者が見守りながら行ううつぶせ遊びです。首や肩、背中の筋肉を使う機会をつくり、赤ちゃんの運動発達を支えます。

当院でも、赤ちゃんの頭の形や向き癖についてご相談いただくなかで、日常生活にタミータイムを取り入れる方法をお伝えしています。今回は、タミータイムを始める時期から実践方法、赤ちゃんが嫌がる時の工夫までご紹介します。

院長:田口

最初は短い時間でも大丈夫です。赤ちゃんの様子を見ながら、親子で無理なく取り入れていきましょう。

目次

タミータイムとは何か

タミータイムは、英語で「Tummy Time」と書き、日本では「うつぶせ遊び」と呼ばれています。赤ちゃんが起きている時間に、保護者の見守りのもとでうつぶせの姿勢をとり、遊ぶことを指します。

うつぶせになると、赤ちゃんは顔を持ち上げたり、腕で体を支えたりしようとします。こうした動きを通じて、首や肩、背中などの筋肉を使う機会が生まれます。

大切なのは、うつぶせで「遊ぶ時間」と「眠る時間」を区別することです。タミータイムは、うつぶせのまま寝かせる方法ではありません。赤ちゃんが起きていて、保護者がそばで様子を確認できる時に行いましょう。

タミータイムで期待できること

タミータイムは、赤ちゃんがさまざまな姿勢や動きを経験するための遊びです。ここでは、日常生活に取り入れる意味を、体の動きや頭の形との関係からご説明します。

首や肩、背中の筋肉を使う

うつぶせの姿勢では、赤ちゃんが顔を持ち上げようとすることで、首や肩、背中の筋肉が使われます。最初はほんの少し顔を動かすだけでも、赤ちゃんにとっては大切な経験です。

赤ちゃんの発達には個人差があります。頭を高く持ち上げられるかどうかだけで判断せず、その子のペースに合わせて見守りましょう。

後頭部にかかる圧を減らす

仰向けで同じ方向を向いて過ごす時間が長いと、後頭部の同じ場所に圧がかかり続けることがあります。起きている間にうつぶせの姿勢を取り入れると、後頭部が床や寝具に接する時間を減らせます。

ただし、頭の形が気になる場合でも、睡眠中の安全を優先することが大切です。頭の形を整えるために、うつぶせで寝かせることは避けてください。

腕や体幹を使う経験につながる

赤ちゃんが成長すると、うつぶせの姿勢で肘や手をつき、体を支える動きが見られるようになります。こうした経験は、寝返りやハイハイなどにつながる体の使い方の土台になります。

早くできるようにさせることを目標にするのではなく、赤ちゃんが自分で動こうとする様子を見守ることが大切です。

いつもと違う目線で遊べる

うつぶせになると、仰向けとは違う目線で、保護者の顔やおもちゃを見ることができます。声をかけたり、赤ちゃん用の鏡を見せたりすると、周囲への興味を引き出すきっかけになります。

保護者が赤ちゃんと目線を合わせて話しかけることで、親子のふれあいの時間としても楽しめます。

左右に顔を向けるきっかけになる

いつも同じ方向を向く赤ちゃんには、左右から声をかけたり、おもちゃを見せたりして、両方向を見る機会をつくってみましょう。タミータイムのなかでも、赤ちゃんが自分で顔を動かすきっかけをつくることができます。

ただし、反対側へほとんど向けない、首を動かすと強く泣く、明らかな左右差がある場合は、無理に首を動かさず、小児科へ相談してください。

タミータイムはいつから始める?

タミータイムは、新生児期から短い時間で取り入れる方法があります。赤ちゃんが起きていて、機嫌がよく、保護者がそばで見守れる時に始めましょう。

生まれて間もない時期は、まだ首がすわっていません。最初は保護者の胸の上などで、数十秒程度から試してみてもよいでしょう。長く続けることよりも、赤ちゃんが無理なく過ごせることを優先してください。

慣れてきたら、機嫌のよい時間に短い時間を何度か取り入れ、少しずつ遊ぶ機会を増やしていきます。月齢ごとの時間を必ず達成しようとする必要はありません。

授乳直後や眠そうな時は避け、お昼寝から目覚めた後など、赤ちゃんが落ち着いているタイミングを選びましょう。

月齢に合わせたタミータイムのやり方

月齢はあくまで目安です。同じ月齢でも、首や腕の動き、うつぶせへの慣れ方には違いがあります。赤ちゃんの様子に合わせて、無理のない方法を選んでください。

生後0〜2か月頃:短い時間から慣れる

この時期は、保護者の胸の上で行う方法から始めてみましょう。赤ちゃんを支えながら、顔や呼吸の様子を確認できる位置で、やさしく声をかけます。

赤ちゃんの鼻や口が保護者の体や衣服に押しつけられていないか、顔を伏せたままになっていないかを確認してください。保護者も眠くない時に行い、赤ちゃんを乗せたまま一緒に眠らないようにしましょう。

最初は数十秒でも十分です。嫌がったり、疲れた様子が見られたりしたら、すぐに姿勢を戻して休ませてあげてください。

生後3〜4か月頃:床での遊びを楽しむ

床では、硬く平らなマットなどの上で行います。顔が沈み込むような柔らかい布団やクッションは避けてください。

保護者が赤ちゃんの目線に合わせて顔を近づけ、話しかけてみましょう。目の前におもちゃを見せると、赤ちゃんが顔を上げようとするきっかけになることがあります。

腕や首を無理に動かして姿勢をつくらず、赤ちゃんが自分で動こうとする様子を見守ります。顔を伏せたままになった時や、疲れて頭を支えられなくなった時は、いったん終了しましょう。

生後5〜6か月頃:手を伸ばす遊びを取り入れる

腕で体を支える様子が見られるようになったら、目の前のおもちゃに手を伸ばす遊びなどを取り入れてみましょう。赤ちゃん用の鏡を使って、自分の顔を見る遊びも楽しめます。

寝返りなどで体を動かすこともあるため、周囲に十分なスペースを確保してください。小さな物やコード類などは片づけ、動けるようになってきても見守りを続けましょう。

赤ちゃんが嫌がる時の対処法

タミータイムを始めたばかりの赤ちゃんが、泣いたり嫌がったりすることはあります。慣れない姿勢や疲れやすさなどが関係することもあるため、焦らずに取り組みましょう。

まずは時間を短くする

最初は10〜20秒程度でも構いません。嫌がったらすぐに仰向けへ戻し、また機嫌のよい時に試してみましょう。泣いているのに無理に続ける必要はありません。

1回を長くするよりも、短い時間で終えて、赤ちゃんが落ち着いて取り組める機会を重ねることを大切にしてください。

保護者の顔を見せて声をかける

保護者も赤ちゃんと同じ目線になり、やさしく話しかけてみましょう。顔が見えたり、聞き慣れた声が聞こえたりすることで、赤ちゃんが安心して過ごせることがあります。

床で嫌がる場合は、いったん保護者の胸の上に戻すなど、赤ちゃんが落ち着きやすい方法を試してください。

機嫌のよいタイミングを選ぶ

授乳直後、空腹で泣いている時、眠い時などは、うつぶせの姿勢を嫌がりやすくなります。赤ちゃんの生活リズムを見ながら、落ち着いている時間を選びましょう。

どうしても嫌がる場合は、いったんお休みしても大丈夫です。毎回強く泣く、痛そうに見える、首や体の動きに左右差がある場合は、自己判断で続けず、小児科へ相談してください。

タミータイムの注意点と安全対策

タミータイムでは、時間や回数よりも安全が優先です。始める前に環境を整え、赤ちゃんの様子を確認しながら行いましょう。

必ずそばで見守り、目を離さない

赤ちゃんが起きている時に、保護者がすぐそばで目を離さずに見守ることが基本です。スマートフォンを見たり、家事をしたりしながら行うことは避けてください。

赤ちゃんの鼻や口がふさがれていないか、顔を伏せたままになっていないか、呼吸が苦しそうでないかを常に確認しましょう。

硬く平らな場所で行う

顔が沈み込む柔らかい布団、ソファ、クッションの上では行わないでください。床に硬めのマットや薄手のバスタオルを敷くなど、平らで安定した場所を選びましょう。

周囲には、枕、ぬいぐるみ、たるんだタオルなど、顔を覆う可能性のあるものを置かないようにします。

眠そうになったら終了する

タミータイムは、起きている時間の遊びです。赤ちゃんが眠そうになったら終了し、寝かせる時は仰向けにしてください。うつぶせのまま眠らせないようにしましょう。

授乳直後を避け、体調を優先する

授乳直後は吐き戻しが起こることがあるため、少し時間を空けて、赤ちゃんが落ち着いてから行いましょう。機嫌が悪い時や体調がすぐれない時は、無理に取り組む必要はありません。

泣き続ける、顔色が悪い、呼吸が苦しそうなど、普段と違う様子があればすぐに中止してください。

父親として経験した後悔と学び

ここで、私自身の経験を少しお話しします。私には3人の子どもがいますが、次男は吸引分娩で生まれました。生まれてから向き癖が強く、いつも同じ方向を向いて寝ることが多い子でした。

当時は柔道整復師の資格を持っていたものの、赤ちゃんの頭の形や向き癖についての知識が十分ではありませんでした。向き癖が気になりながらも、どう対応すればよいのか分からず、ケアを始める時期が遅くなってしまいました。

息子の頭の形の左右差は完全には解消しませんでしたが、現在は元気に成長しています。この経験を通じて、気になることがあれば早めに相談し、日常生活でできることを知る大切さを実感しました。

だからこそ、保護者の方に不安や後悔を抱え込んでほしくないと思っています。過去の対応を責めるのではなく、今のお子さまの様子に合わせて、できることを一緒に考えていきたいと思っています。

タミータイムと頭の形の関係

赤ちゃんの頭の骨はやわらかく、同じ場所に圧がかかり続けると、後頭部が平らになったり、左右差が目立ったりすることがあります。

タミータイムは、起きている間に後頭部への圧を減らすための方法の一つです。抱っこや授乳の向きを変えること、左右から声をかけることなども組み合わせ、同じ姿勢ばかりにならないように工夫してみましょう。

ただし、タミータイムだけで、すべての頭の形の変化が改善するわけではありません。頭の左右差が目立つ場合や、向き癖が強い場合は、小児科や頭の形を診ている医療機関へ相談してください。

また、赤ちゃんが反対側を向きにくいからといって、首を強く動かすことは避けましょう。無理のない遊びを取り入れながら、必要に応じて専門家に相談することが大切です。

ヘルメット治療を検討している方へ

当院では、ヘルメット治療を選択された保護者の方からのご相談もお受けしています。ヘルメット治療を否定するのではなく、お子さまの状態とご家族のお考えを大切にしたいと考えています。

ヘルメット治療を検討している場合や、すでに治療を受けている場合は、担当医の方針を確認しながら、日常生活での姿勢や遊び方について相談しましょう。

当院でも、抱っこや授乳の姿勢、うつぶせ遊びの取り入れ方など、ご家庭での過ごし方についてお話を伺っています。治療中の方も、それ以外の対応について悩んでいる方も、不安な点をお聞かせください。

まとめ

タミータイムは、新生児期から短い時間で取り入れる方法があるうつぶせ遊びです。赤ちゃんが起きていて、機嫌のよい時に、保護者がそばで見守りながら行いましょう。

最初は数十秒でも構いません。嫌がる時は無理に続けず、赤ちゃんの様子に合わせて少しずつ慣れていくことが大切です。眠そうになったら終了し、睡眠時は仰向けで寝かせてください。

「うつぶせ遊びのやり方が分からない」「頭の形や向き癖が気になる」といった不安がある時は、一人で抱え込まずにご相談ください。頭の形や首の動きに気になる変化がある場合は、医療機関での相談も大切にしましょう。

タミータイムを、赤ちゃんを急いで成長させるための練習ではなく、親子でふれあう遊びの時間として取り入れていただければと思います。当院でも、お子さまの様子やご家庭での過ごし方を伺いながら、無理なく取り組める方法を一緒に考えていきます。


院長:田口

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