
院長:田口お気軽にご相談ください!
朝起きたときに右耳だけが詰まったように感じたり、会話の途中で急に聞き取りにくくなったりすると、多くの方が驚きと不安を覚えます。病院で突発性難聴と診断されたあと、日常生活で何に気をつければいいのか分からず、情報を探し始める方も少なくありません。
たぐち整骨院・草加本院の田口です。この記事では、突発性難聴と診断されたあとに家で確認できること、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについて、できるだけ分かりやすくお伝えします。
先に全体像を確認したい方は、突発性難聴の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常生活の中で意識しておきたい点から順にお話ししていきます。




まずは生活の中の癖から確認しましょう
突発性難聴は、ある日突然、片方の耳の聞こえにくさとして現れることが多い症状です。多くの方が最初は耳垢や耳抜きの問題だと考え、しばらく様子を見てしまう傾向があります。
耳鳴りや耳の詰まった感覚を伴うこともあり、めまいを一緒に感じる場合は特に注意したいところです。発症から時間が経つほど回復の可能性が下がるといわれることもあるため、早めに耳鼻咽喉科を受診することが最初の一歩になります。
突発性難聴と診断されても、痛みがあるわけではないため、そのまま仕事や家事を続けてしまう方が多くいらっしゃいます。「休むほどの症状ではない」と自分に言い訳をしてしまう気持ちも分かります。
実は、治療初期に体を十分に休められないと、内耳の血流が乱れたままになりやすいという指摘もあります。可能な範囲で仕事量を調整し、意識的に体を休める時間をつくることを優先してほしいところです。無理を続けた結果、あとで後悔する方の相談を受けることも珍しくありません。
治療中の生活習慣の中でも、飲酒と喫煙は特に見直しておきたいポイントです。それぞれ体への影響の仕方が異なるため、順番に見ていきましょう。
アルコールには血管を広げる作用がある一方で、体内の水分バランスや自律神経の働きに影響を与えることがあるとされています。治療で使われる薬との相性も考えると、飲酒量は控えめにしておくほうが安心です。
毎日の晩酌が習慣になっている方は、いきなりやめるのではなく、まず量を減らすところから始めてみてください。
喫煙には血管を収縮させる作用があるとされ、内耳への血流にも影響することがあるといわれています。治療期間中だけでも本数を減らす工夫をすることが望ましいでしょう。
完全な禁煙が難しい場合も、治療が落ち着くまでの期間限定と考えて取り組んでみると続けやすくなります。
通勤中や作業中にイヤホンで音楽を聴く習慣がある方は、音量にも意識を向けておきたいところです。
大きな音を長時間聞き続けると、耳への負担が増すという見方もあります。治療中はイヤホンの使用そのものを控え、テレビや音楽の音量も普段より下げておくと安心です。数々のご相談の中でも多いのが、症状が落ち着いてきたころにイヤホンを再開して不安が戻るというケースです。
不安な気持ちが続くと、夜になっても眠りにつきにくくなる方が少なくありません。耳のことが気になって、余計に目が覚めてしまうという声もよく聞きます。
睡眠不足やストレスが続くと、体そのものの回復力が落ちてしまうこともあります。眠れない日が続くようであれば、無理に頑張らず、医療機関へ相談したほうがよい状態と考えてください。
また、コーヒーや濃いお茶に含まれるカフェインを摂りすぎたり、味の濃い食事で塩分が多くなったりすると、体内の水分や血流のバランスが乱れやすくなるといわれることがあります。治療中はカフェインを控え、薄味を意識した食事にしておくほうが安心です。
治療院の立場からお伝えしたいのは、首や肩の緊張と耳の状態との関わりです。ここは病院ではあまり触れられない部分でもあります。
デスクワークや家事で同じ姿勢を長時間続けると、首や肩の筋肉が緊張しやすくなります。この緊張が続くと、頭や耳のあたりの血流にも影響することがあるという見方もあります。
スマートフォンやパソコンを見るときに、頭が肩よりも前へ出た姿勢が習慣になっている方も多く見られます。この前かがみの姿勢が続くこと自体が、首まわりの血行を滞らせる一因になっているとも考えられます。1時間に一度くらい、肩を回したり姿勢を戻したりするだけでも、負担を減らせる場合があります。
首や肩の動きの硬さを確認しながら、姿勢や体の使い方に無理がないかを見ていきます。気になる緊張がある場合は、無理に動かさず、まず状態を確認することを優先しています。
体の緊張を和らげることは、病院での治療の代わりになるものではなく、生活の負担を減らす視点として行っているものだとご理解ください。
突発性難聴の症状に加えて、次のような状態がある場合は、体を確認する前に医療機関へ相談したほうがよいでしょう。
これらは耳だけでなく、他の部位からの影響も考えられる状態です。自己判断で様子を見ないことが何より大切になります。少しでも普段と違う感覚があれば、迷わず受診してください。
病院での治療を続けながら、体の使い方や生活の負担を見直すことも、回復の助けになる場合があります。
正直に言うと、耳の症状だけを追いかけていても、原因がはっきりしないまま不安だけが残ることが多いです。個人的には、耳の状態だけでなく、姿勢の癖や食事の内容も一緒に確認したいと考えています。無理のない範囲で体を見直していくことが、繰り返しにくい状態を目指す一つの手がかりになるはずです。
治療期間中に意識しておきたいことを、あらためて整理しておきます。特別なことをする必要はなく、今の生活を少しだけ調整するイメージで十分です。
イヤホン使用や大音量を避け耳の負担を軽くします
仕事量を調整し睡眠と休養を優先します
どちらも大きな変化を求めるものではなく、今日からできる小さな積み重ねだと考えてください。焦らず、一つずつ続けていくことが結果的に回復への助けになります。
突発性難聴は、早期の受診と、治療に専念できる生活環境づくりが回復の助けになります。飲酒や喫煙、大きな音、睡眠不足、そして塩分やカフェインの摂りすぎを控えることが基本になります。
今日からできることとして、イヤホンの使用を控える、こまめに肩を動かして前かがみの姿勢を戻す、薄味の食事を意識することから始めてみてください。小さな行動の積み重ねが、少しずつ体の負担を減らしていきます。
耳の症状だけでなく、首や肩の緊張、日常の姿勢まで含めて確認したい方は、たぐち整骨院・草加本院へお気軽にご相談ください。

