
院長:田口お気軽にご相談ください!

院長:田口お気軽にご相談ください!
仕事帰りに歩いていると、かかとの底に地面が当たるたびにズキッと響く。朝の一歩目もつらく、このまま様子を見てよいのか迷う方もいると思います。
たぐち整骨院・草加本院の田口です。この記事では、踵の痛みで迷ったときに、家で確認できること、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、踵の痛みの症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすいポイントから順にお伝えします。




まず状態を確認しましょう


地面に足がついた瞬間、かかとの底にズキッと響く。そんな痛みでご相談に来られる方は、決して少なくありません。立ち仕事の方も、家事で動き回る方もいらっしゃいます。
かかとの底には、歩くたびの衝撃を受け止める厚いクッション組織と、足裏に張る丈夫な膜が付いています。着地のときの負担が重なると、そのどこかに痛みが出ることがあります。歩幅や体重のかけ方でも、その負担は変わります。
足の裏のかかと寄りが痛む場合、痛む場所と時間帯が大きな手がかりになります。ここからは、院で最初に伺う内容に沿って、順を追ってお話ししていきます。
インターネットで調べると、踵の痛みは足底腱膜炎と書かれていることが多いですよね。ご自身の痛みも同じだろうと考え、そのまま歩き続ける方は少なくありません。
実は、足の裏の痛みは足底腱膜だけが原因とは限りません。かかとの骨の下にあるクッション組織や、骨そのものに負担がかかっているケースもあります。
決めつけてしまうと、合わない対処を続けてしまうことがあります。たとえば、クッション組織への負担が強い方が、足裏の膜を無理に伸ばして痛みを増やすこともあります。痛みが減らないときは、別の原因も含めて考え直したいところです。
かかとの底といっても、内側なのか中央なのかで、痛みの出方は少しずつ違います。問診ではまず、痛む場所と時間帯を詳しく伺います。
起きて立ち上がった直後や、座って休んだあとの歩き出しに、かかとの内側が痛む。歩いているうちに少し楽になるのも、足底腱膜に負担がかかっているときによく聞く訴えです。
ふくらはぎが硬い方や、足のアーチが下がりやすい方は、足裏の膜が引っ張られやすくなります。長く立つ日が続くと、さらに目立ちます。ただし、これだけで原因を決められるわけではありません。
かかとの真ん中あたりが、着地の瞬間に深く痛む。硬い床や薄い靴底で歩いたあとに強まるなら、クッション組織への負担という見方もできます。素足で過ごす時間が長い方は、思い当たるかもしれません。
一方で、押すと一点だけ強く痛む、歩く量を増やしてから続いているという場合は、骨への負担も頭に入れておきたいところです。この違いは、触って確かめないと分かりにくい部分です。
痛みが長引く方には、硬い床や立ち仕事など、毎日の足の使い方に共通した流れがあります。一日の過ごし方を伺うと、思い当たる点が見つかることが多いです。
かかとが痛いと、つい痛む側をかばって歩きます。すると反対の足やふくらはぎに負担が移り、足全体の動きが硬くなって、また着地の衝撃が集まりやすくなります。
前かがみの姿勢が長く続くことや、無意識の体重のかけ方の偏りも、かかとへ負担を集める背景になると私は考えています。かかとだけでなく、立ち方や歩幅まで含めて見直すことが欠かせません。
毎日履いている靴は、足の使い方がそのまま表れる場所です。底の減り方を確かめるだけでも、着地の癖が分かることがあります。
かかとの外側だけが極端に減っている、中敷きがへたって薄くなっている。そんな靴を長く履き続けていませんか。着地の衝撃が逃げにくくなります。靴の選び方を見直すだけで、負担が変わる方もいます。
新しい靴を急いで買う必要はありません。まずは今の靴を並べて、左右の減り方に差がないかを確かめるところから始めてみてください。買い替えるなら、かかとが安定して、靴底に適度な厚みがあるものが目安です。
自宅でのケアは、あれこれ増やすより先に、負担を減らすことから始めてみてください。痛みの強さに合わせて、手順を二つに分けてお伝えします。
クッション性のある靴に替える、室内でも薄いスリッパや素足を避ける、歩く量を急に増やさない。この3つが、自宅ケアの範囲で優先したい順番です。
痛みが強い日は歩く量を一度減らすのも一つの方法です。痛みを我慢して歩き続けると、同じ場所に負担が重なりやすいためです。
熱っぽさや腫れがあるときは、無理に押したり揉んだりしないでください。炎症が強いと、刺激でかえって痛みが増えることがあるためです。
インソールやストレッチは、合う方も合わない方もいらっしゃいます。痛みが増えたらいったん中止し、続けるかどうかは状態を確認してから決めるほうが安心です。
ふくらはぎのストレッチを行う場合も、壁に手をついて20秒ほど、気持ちよく伸びる範囲にとどめてください。痛みを我慢して伸ばす必要はありません。
次のような様子があるときは、整形外科など医療機関へ相談したほうがよい状態です。当てはまるものがないか、一つずつ思い返してみてください。
疲労骨折などが隠れていることもあり、医療機関ではレントゲンやMRIなどの検査が行われることがあります。状態によって判断が変わりますので、詳しくは医療機関で確認してください。
迷ったときは、痛みの強さと続いている期間で考えるとよいでしょう。湿布や薬で様子を見ても半年から1年以上続く方は少なくなく、数週間変化がなければ一度相談する目安です。
整骨院では、歩き方や靴の減り方、ふくらはぎと足裏の硬さを確認し、体の使い方の面から負担を探ります。画像検査や診断が必要なときは、整形外科をご案内することもあります。
通院するかどうかに関わらず、痛みが出た時期や、その前後の仕事量、靴の変化を控えておくと、相談の場で状態を伝えやすくなります。メモは短い言葉で十分です。
かかとの底の痛みは、足底腱膜、クッション組織、骨と原因の候補が分かれ、痛む場所とタイミングが手がかりになります。腫れや体重をかけられない痛みは、先に医療機関へ。
私自身も修業時代に足底筋膜炎で悩み、痛みを抱えて歩くつらさは分かるつもりです。まずは靴の底が極端にすり減っていないか、室内で素足の時間が長くないかを確かめてみてください。
かかとだけでなく、靴の当たり方や歩き方の癖も含めて確認したい方は、たぐち整骨院・草加本院へお気軽にご相談ください。

