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【正面の向き癖と後頭部のへこみ】絶壁になるのを防ぐ5つの注意点

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こんばんは、たぐち整骨院・草加本院の田口です。夜中の授乳中に、ふと赤ちゃんの頭を撫でていたら後頭部にへこみを見つけてびっくりしたという声を、この時期のパパママからよくいただきます。そんなときに気になるのが赤ちゃんの頭の形の問題です。「病気なのかな」「私の抱っこの仕方が悪かったのかな」と一人で抱え込んでしまう方も多いのですが、まずは落ち着いて一緒に整理していきましょうね。

院長:田口

その気持ち、痛いほどわかります。私自身も次男の頭の形で同じように悩んだ経験があるので、一緒に整理していきましょう

後頭部のへこみに気づいたときまず知っておきたいこと

後頭部のへこみを見つけたとき、多くの保護者の方が「病気では」と不安になりますが、実際にはいくつかのパターンが存在します。ここでは正常な発育によるものと、注意が必要な変形のサインを整理しながら、あなたの赤ちゃんがどちらに当てはまるのかを一緒に見ていきましょう。

骨のすき間による正常なへこみ

赤ちゃんの頭は複数の骨のパーツが組み合わさってできており、その境目にはまだ完全にくっついていないすき間が残っています。後頭部のやや上あたりにあるすき間は小泉門と言われ、生後3ヶ月頃までに閉じていきますが、閉じたあとも少しへこんだ形が残ることは珍しくありません。ここは大人になっても触れる部分なので、へこんでいるからといって焦る必要はないんですよ。

首との境目にできる自然な凹み

後頭部と首の境目にできる凹みも、筋肉のつき方による自然な形状のひとつです。これは歪みとは無関係のケースが大半ですので、この部分だけを気にして眠れなくなるほど心配する必要はありません。ただし触れ方や見え方には個人差があるため、気になる場合は写真を撮って記録しておくと後々の相談がスムーズになります。

私が向き癖と真剣に向き合うようになった理由

実は私の次男は吸引分娩で生まれ、生まれてすぐから右側だけを向きたがる強い向き癖がありました。当時は柔道整復師として働いていたものの、赤ちゃん特有の頭の形の変化についてはまだ深く理解できておらず、随分と悩んだ経験があります。

その経験がきっかけで赤ちゃん整体を本格的に学ぶことになり、今では向き癖の早期改善こそが頭の形を整えるうえで最も重要な課題だと考えるようになりました。実際に自分の子どもで感じた不安があるからこそ、同じように悩むご家族の気持ちに寄り添えると思っています。

向き癖が引き起こす原始反射への影響

向き癖が長引くと、赤ちゃんが本来持っているATNR(非対称性緊張性頸反射)という原始反射がうまく統合されずに残ってしまうことがあります。この反射は本来、成長とともに自然に消えていくものですが、未統合のまま残ると寝返りやハイハイなど、その後の運動発達にも影響を及ぼす可能性があると考えられています。頭の形だけの問題ではなく、赤ちゃんの健全な成長そのものに関わってくるテーマなんですね。

見過ごしてはいけない後頭部の変化とは

寝返りをする前の赤ちゃんに多いのが、同じ向きで寝続けることによる頭の変形です。この章では、正常なへこみと区別すべき変化のポイントを具体的にお伝えしていきます。

絶壁や向き癖によるへこみの目立ち方

後頭部全体が平らになる状態が進むと、もともとあった骨のすき間によるへこみが、より強調されて見えることがあります。「へこみが急に目立つようになった」と感じる背景には、実はこの平らな変形が隠れているケースが少なくありません。お昼寝のたびに同じ側を向いていないか、耳の位置に左右差がないかも、あわせて確認してみてください。

自分だけでの判断が難しい理由

後頭部のへこみが正常な構造なのか、それとも変形によって目立って見えているだけなのかは、専門的な触診と検査がなければ正確に判断できません。保護者の方だけで白黒つけようとせず、早めに専門医の目で確認してもらうことが安心への一番の近道です。様子を見ているうちに時間が経ってしまい、後から後悔したという声も実は少なくないのです。

ヘルメット治療と整体、それぞれのアプローチの違い

頭の形を整える方法としてよく知られているのがヘルメット治療ですが、整体でのアプローチとは根本的な考え方が異なります。どちらが優れているという話ではなく、それぞれの特徴を知って選択していただくことが大切だと考えています。

ヘルメット治療の仕組み

ヘルメット治療は、専用の医療用ヘルメットを装着することで頭の成長方向に制限をかけ、丸い形へと誘導していく方法です。いわば型にはめることで頭の輪郭を整えていくイメージに近く、多くの医療機関で実績のある選択肢のひとつです。

整体でのアプローチの考え方

一方で整体では、首の左右への回旋運動や赤ちゃんの全身の運動そのものを促していくことで、頭蓋骨に自然な刺激を与え、丸い形への成長を後押ししていくという考え方をとります。型にはめるのではなく、赤ちゃん自身の運動を通じて内側から変化を促していく点が、ヘルメット治療との大きな違いです。

両方を知ったうえで選んでほしいこと

ここで大切にしていただきたいのは、私はヘルメット治療を否定するつもりは一切ないということです。何より優先したいのは、後になって保護者の方が「あの時こうしておけばよかった」と後悔しないことだと思っています。

アプローチ特徴
ヘルメット治療型に沿った成長方向への誘導、頭の形の改善に特化
整体でのアプローチ向き癖・そり返り・背骨の緊張へのケア、全身運動を通じた成長支援

ただ知っておいていただきたいのは、ヘルメット治療そのものは頭の形にアプローチするものであって、向き癖やそり返り、背骨の緊張や歪みそのものを改善するわけではないという点です。そのため、ヘルメット治療を受けている場合でも、整体を並行して行うことを私はおすすめしています。

気になる後頭部のへこみと向き癖の関係

後頭部のへこみや絶壁が目立つ赤ちゃんの多くに、実は向かない向き癖とそり返りなどの背中の緊張が見られます。ここでは、そのつながりと今日からできる対策について解説していきます。

  • おもちゃなどで左右の首の運動を誘導する
  • 起きているときに保護者の見守りのもとでうつ伏せの時間をつくる
  • メリーやおもちゃの位置をお腹側で遊ばせてあげる
  • そり返りによる後頭部の押し付けを避ける
  • まんまる抱っこで背中の緊張を取り除く

これらは家庭でできる工夫として有効ですが、首や背中の筋肉に強い緊張がある場合は、姿勢を変えるだけではなかなか改善しないこともあるのが正直なところです。抱っこのときに一方向に反り返りやすい、首を正面にしか向けたがらないといった様子があれば、その背景に筋肉の緊張が関わっている可能性も考えられます。

健診で「様子を見ましょう」と言われた場合でも、その言葉だけで安心しきってしまうのは少し危険です。赤ちゃんの頭蓋骨が柔らかいのはごく限られた時期だけですから、気になることがあれば早めに専門的な検査を受けておくと、後々の選択肢が広がります。私自身、次男の向き癖への対応で本当に悩んだ経験があるからこそ、後頭部のへこみや頭の形について少しでも「あれ?」と感じたことがあれば、一人で悩まずに早めに声をかけてほしいと心から思っています。正常なものなのか、それとも早めの対応が必要なものなのか、専門的な検査でしっかり見極めることが、赤ちゃんとご家族の安心につながります。どんな小さな疑問でも構いませんので、ぜひお気軽にご相談くださいね。


院長:田口

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