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【片耳だけ音が小さい…】聞こえが悪いとき、体に何が起きているのか

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こんにちは、たぐち整骨院・草加本院の田口です。さて、今回は多くの方からご相談をいただく耳の症状についてお話しします。テレビを見ているときや、誰かと会話しているときに片耳だけ音が小さいと感じたことはありませんか。ふとした瞬間の違和感でも、体からの大切なサインかもしれません。

院長:田口

実は私の祖父も難聴を抱えていて、その経験がこの症状を研究するきっかけになったんです

片耳だけ聞こえが悪いとき、体に何が起きているのか

片方の耳だけ音量が下がったように感じる症状は、実はいくつかのパターンに分かれます。ここではその代表的な原因と、それぞれの特徴について整理していきますね。ご自身の状態と照らし合わせながら読んでいただけたらと思います。

ある日突然、片耳だけ聞こえが悪くなるケース

朝起きたときや、電話をしている最中に急に片耳だけ聞こえにくくなったという方は少なくありません。こうした急性の症状は、内耳の血流障害が関係していると考えられています。多くの場合、耳鳴りや耳が詰まったような感覚、めまいを伴うこともあるんです。ストレスや過労、睡眠不足が続いていた時期に発症する方が多いのも特徴のひとつですね。

低い音だけがこもって聞こえるケース

会話の声は聞き取れるのに、テレビの低音部分だけがこもって聞こえにくいという方もいらっしゃいます。これは低音障害型難聴と言われ内耳のリンパ液の流れが乱れることで起こると言われており、20代から40代の若い女性の方に多く見られる傾向があります。数日〜数週間で自然に落ち着くこともありますが、再発しやすい点には注意が必要です。

耳垂れや中耳炎など、耳そのものの問題によるケース

音の通り道である外耳や中耳に炎症や詰まりがあると、単純に音が耳の奥まで届きにくくなります。この場合は痛みや耳だれを伴うことも多く、比較的わかりやすいサインが出やすいと言えるでしょう。ただ自己判断で耳かきを頻繁にすると、逆に炎症を悪化させてしまうこともあるので気をつけたいところです。

私が突発性難聴の研究を始めたきっかけ

少し私自身の話をさせてください。実は私の祖父が難聴を抱えていて、加齢とともに聞こえが悪くなっていく姿をずっと近くで見てきました。当時は整骨院の技術で何かできることはないのかと、もどかしい気持ちを抱えていたんです。それがきっかけで、突発性難聴の方に対して整体の観点からお手伝いできることはないかと、独自に研究を始めるようになりました。

多くの方に共通していた前方頭位という姿勢

臨床の中で突発性難聴の方を診させていただくうち、ある共通点に気づきました。それは、頭が肩よりも前に出てしまう前方頭位という姿勢の方が非常に多いということです。加えて、もともと肩こりや首の痛みを抱えていて、首や肩周辺の筋肉が緊張し、頭部への血行不良を起こしていたケースが目立ちました。姿勢の乱れと筋緊張による血流の滞りが、耳の症状と密接に関わっているのではないかと、臨床を重ねる中で強く感じるようになったんです。

脳脊髄液と内リンパ液、そして上部頚椎との関係

さらに研究を進めていく中で、脳脊髄液の流れと蝸牛内にある内リンパ液の関係、そして上部頚椎と内耳や前庭神経とのつながりにも着目するようになりました。首の上部、特に頭と首の境目にある骨の位置や動きが、内耳の機能や自律神経の働きに影響を及ぼす可能性があると考えています。病院での薬物療法とは異なる視点から、背骨の調整を通じて体全体のバランスを整えていくアプローチができるのではないかと、今も臨床の中で検証を続けています。

なぜ「今」その症状に気づいたのか

片耳だけの聞こえの変化は、実は普段の生活習慣の積み重ねが背景にあることが多いんです。ここでは日々の姿勢や体の使い方との関係について、私自身の臨床経験も踏まえてお伝えしていきます。

首や肩の緊張が耳に影響することもある

デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い方は、首や肩に慢性的な緊張を抱えていることが多いです。首の筋肉が硬くなると、耳へつながる血管やリンパの流れが滞りやすくなることがあります。耳そのものに問題がなくても、首や肩の状態が聞こえ方に影響を与えているケースは意外と多いんですよ。日頃から肩をぐるぐると回してみたり、首を軽く伸ばす習慣をつけてみるのもおすすめです。

ストレスや自律神経の乱れとの関係

お子さんの育児や仕事の責任が重くなる時期は、自律神経が乱れやすいタイミングでもあります。自律神経は内耳の血流とも深く関わっているため、心身の疲労が耳の症状として表れることも珍しくありません。「最近ちょっと無理してたな」と思い当たる方は、まず休養を取ることも大切な対処のひとつです。

片耳の聞こえに気づいたら、まず何をすべきか

ここまで原因についてお伝えしてきましたが、実際に症状が出たときにどう行動すべきかも重要なポイントです。判断のタイミングによって、その後の経過が大きく変わることもあります。

  • 症状に気づいた日をメモしておく
  • 耳鳴りやめまい、耳の詰まり感の有無を確認する
  • 無理に耳かきや自己処置をしない
  • できるだけ早く専門機関に相談する

特に急に発症した場合は、時間が経つほど回復の可能性が下がっていくとも言われています。「そのうち治るだろう」と様子を見すぎてしまうことが、一番避けたい選択かもしれません。少しでも気になる変化があれば、早めに動くことをおすすめします。

整骨院でできることと、専門医療機関との連携

耳鼻科での診察が最優先になる症状ではありますが、前方頭位や首肩の慢性的な緊張が背景にある場合は、整骨院でのケアが体全体のコンディションを整える助けになることもあります。当院では姿勢のチェックから上部頚椎の状態、肩や首周辺の筋緊張の程度まで丁寧に検査し、それぞれの生活背景に合わせた施術をご提案しています。

耳鼻科での治療と並行して、体の緊張を緩め背骨のバランスを整えていくことで、日々の不調が軽くなったという声もいただいています。もちろん耳そのものの異常が疑われる場合は、迷わず耳鼻咽喉科を受診してくださいね。

まとめとして、田口からお伝えしたいこと

片耳だけ音が小さいと感じる症状は、原因によって対応の緊急性が大きく異なります。だからこそ、自己判断で放置せず、まずは専門機関で状態を確認することが何より大切だと私は考えています。

同時に、祖父の経験から始まった私自身の研究を通して、前方頭位や首肩の筋緊張、上部頚椎と内耳の関係にも目を向けることで、病院での治療とは違った角度からお役に立てることがあると感じています。ひとりで悩まず、気になることがあればいつでもご相談ください。私たちは皆さんの生活が少しでも楽になるよう、これからも丁寧に向き合っていきたいと思っています。


院長:田口

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